断捨離な日々

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分かりやすい尖閣諸島問題の解説/日米安保条約の真実を伝えない大手マスコミ/ダメダメ外務省

2010-09-28 | 政治・社会

SIKILAL&ZOWIE さんのブログで紹介されていた 岩崎安身氏による

孫崎氏のインタビューが、今の尖閣諸島の問題や、日米安保の実体等、

ものすごく分かりやすかった。

2時間半のインタビューだけど、ぜひ見て、真実を知る日本人が

増えてほしいものだと思った。

http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-202.html

この中で、日米安保があるから、アメリカが尖閣諸島問題でも

助けてくれるというイメージをマスコミは作り上げていて、

それを信じる国民も多いが、日米安保では、アメリカは 領土問題には 

中立だとうたっている。

だから、中国と日本との問題だ言うだけだという事。

実際、過去にも アメリカは中立だと 6回も繰り返し言っている。

問題は、大手マスメデイアは、日米安保の真実を国民に伝えていない

いう事。 今回の尖閣諸島が日米安保の適応範囲と米国が

言ったと マスコミは伝えているけれど、日米安保の条文では

島の防衛は、日本の責任となっているから、尖閣諸島で 例え、

中国が攻めてきても、米国は、何もしない可能性が高い。 

つまり、尖閣諸島の防衛は自衛隊の範囲となる。

また、例え、中国と日本が戦争になっても、米国は議会で承認を得ないと

日米安保での戦争参加はない!! 中国と戦争する事が アメリカの

国益にかなうかどうかが、米議会で議論されるから、米中の関係が

深まった現在では、はたして、アメリカが日本の為に 加担するかどうか

分からない。 にも かかわらず、その日米安保をありがたがって、

思いやり予算もあり、イギリスやドイツの何倍も負担している。

自衛隊の装備も、アメリカ軍を支援するような軍備で、日本を

防衛するような設備になっていない 日本防衛には問題がある。

その他、諸々の事実を 大手マスコミは、国民に伝えていない。

つまり、米国に都合の良い事実しか伝えていないし、内容も

大本営発表のように同じ事は 驚くべき事で、たとえ、戦時下のイラクや 60年代の

共産主義国ソビエトでも、同じ主張をするメデイアは、なかった。 そのぐらい

記者クラブメデイアは、異常で、危ないという事になる。(早く、解体しないと

日本が、ますます おかしくなる

外務省は、今回の尖閣諸島問題を甘く考えていた事こそ

問題としている。 係争地での公権力の発動は、戦争の

一番多い原因で、中ソも、ソビエトが圧倒的に強い時代でも

中国は、ソビエトに対して、激しい反応をしていた訳で

尖閣諸島の中国漁船の拿捕での中国の激しい反応も

当然、予想できたはずで、外務省が 甘く考えて 官房長官に

そういう報告をしていたとすれば、それこそ、問題と。

(外務省は、日米開戦の時だって、のんびり構えて、開戦通告が

遅れたような ぼんやりした役所なのは、昔から変わらないらしい

自民党政権では、過去の経緯から尖閣諸島問題には、慎重な

面があったが、民主党は、経緯を知らなかった為に、外交的対応を

間違えた  係争地での公権力の行使は 戦争の引き金となる。

(菅政権(前原外相)は、こんな重大な事さえ知らずに政権についている事が 

恐ろしいと思う)

色々、考えさせられる内容でした。 ぜひ、見て頂く事を

おすすめします!!

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