歴史的低投票率、自民党への比例投票率は、むしろ 下がっていたと言う。
(小選挙区24% 比例代表15% 自民 民意薄い圧勝http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012121802000130.html)
結局、自民党を支持した訳でもなく、民主党への懲罰行動があり、その票が、多党乱立で拡散されて
ひとつにまとまらなかったのと、小選挙区故に、4割の得票率で 8割を自民党が占める結果につながったようだ。
まわりの人々も、自民党圧勝に ”どうなんだろう??”という声が多かった。
さすがに自民党も 自党を信頼して投票してくれた訳ではないことを 自覚はしているようだ。
かつての 郵政選挙、小泉パフォーマンスで 自民党圧勝で 改革で行政の無駄をはぶいてくれるように
国民は期待したのだろうけど、結果は、 弱肉強食の新自由主義がはびこり、若者は正社員になれず
貧困化し、地方は疲弊して格差が急拡大、それが、自民党への懲罰投票になり、新自由主義を改善してくれそうな
民主党のマニュフェストが魅力的に思えて、有権者は政権交代につながったし、期待もした訳だ。
それが、民主党は マニュフェストを守るどころか、国難である震災復興にも熱心には見えない上に、弱者を痛めつける消費税や
TPPなんて事を言い出したというような決定的裏切りに 三行半を 有権者は 突きつけたのが今回の選挙だったようだ。
マニュフェストが実行できない言い訳ばかりの民主党の幹部に 詐欺的な裏切りを感じたのだろうと思うし、
民主党が もう少し 本当の意味で 国民主権の意識があったら、素人集団だったにしても、愚鈍にマニュフェストを守ろうと
する姿勢が見えたなら、これほどの大敗は なかったと思うね。
なにしろ、野田氏を選んだ時点で、新自由主義、増税大好きの人間だと分かって 選んだ 民主党議員の
甘さの結果だと思うし、国民をなめていたというところだろうね。
小泉総理 → 弱肉強食 新自由主義者 媚米政治家
野田総理 → 財務省とアメリカのポチ 増税大好き
安倍総理 → 集団的自衛権 戦争できる国 軍事大国化 → アメリカの戦争に巻き込まれる危険
上記は、選んだら、そういう国に 日本を変えようとするのは、当然なので、それが どういう結果を
もたらすのかは、分かりきった事だと思うのだけど、愚かな選択を してしまう事が多すぎるから
何なんだろうね??と 思う事が多い。 今回も 勢いのある事を言うだけの右寄りと 新自由主義的な政党が 躍進して
財界や金持ちはともかく、国民には どうなんだろう??と思うね。
ここで、自民党が また、本能の媚米能力を発揮して TPPに前のめりになったり、
例えば TPPで アメリカに圧力をかけられて、また、安倍総理がお腹痛くなっちゃって、
別の新自由主義の総理が誕生して、弱肉強食を 国民に押し付けたら、また、次の選挙は、
オセロゲームのように ひっくり返って、自民党もダメだになると、多党乱戦になるのかなあ ~ なんて思うけどね。
消費税、TPP、原発推進について、曖昧さを残した狡猾な作戦に出た安倍総理は、胃腸に気をつけながら
難しい舵取りをせざるを得ないのだろうね。