断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

日本の危機/メイドインジャパンの強み

2010-09-20 | 政治・社会

欧米からは非難された為替介入で、円高が一段落しているけれど、

このドル安、ユーロ安は、金融危機が産んだマネージャブジャブと

欧米が この危機を乗り切る為に 輸出に力を入れ、ドル安、ユーロ安を

容認しているから、円高の流れは、日本だけの為替介入では いづれ

円高の流れになる可能性が高い。 オバマ大統領など、5年で輸出を倍と

言っているぐらいだから、ドル安歓迎なのだ。

資金の限度がある為替介入(しかも、莫大な損害が出そうだし

将来、暴落する米国債の購入に向けられた最悪だし)

よりも、小沢氏が言うような 円高を利用して、中国が世界中の資源を

買いまくっているように、日本も政府系ファンドを

立ち上げて、国益にかなう資源等を買って、そうすれば、円安にもなるし、

円高は、むしろ 日本を強くしてしまうというような脅威を 欧米に与えて

円高を是正するような方向に持っていくのがいいのでは?と思う。

今の状況は、危機に陥った欧米は、なりふりかまわずになって、

日本は、その食い物にされかねない。 日本が弱くなれは、

日本の技術を 欧米や中国は、安く買い叩けるから、狙っている。

とはいっても、日本の大企業は、50%以上を 海外で生産しているとの事。

つまり、円高なら、むしろ、海外で生産した日本企業の商品を安く

輸入できる訳で、大企業は、まだいい訳だけど。

それにしても、日本の大企業の生産が 海外50%以上という事は、

その下請けの中小企業の仕事や大企業の雇用が 半分に減ったという事で、

これこそが、今、日本の格差と貧困化の原因という事になる。 

仕事と職が減って、海外からは、安い商品が大量に入ってくるから、

日本製の内需の需要も減っている。 悪循環だ。

それ対しては、北欧みたいに、教育に力を入れて、レベルの高い労働者を

作り上げて、日本でしかできない先端企業を作り、育てていくとかの対策も

必要だろうし、(企業減税というなら、日本の雇用を増やした企業にのみ、

減税すべし!!)

当然、高齢化もすすんでいるから、介護等の福祉産業は

当然ながら、高齢化がすすんでいる農業や林業も、これからも、

世界の人口は増え続けているし、日本も、自給率を上げていく必要があるだろうし、

食の安全は、大切だ。 林業は、今、杉が 植林して30~40年たって

伐採でお金になる時期なのだけど、今の日本の疲弊した林業は

意欲をなくしているところを、中国や欧米の投資家?が 日本の山林を

安く買いまくっているという番組がNHKで、放送されていた。

(日本は、危機にある訳で、何度も言ってしまうと、こういう時こそ、

小沢氏の力が必要だとは思っているが・・・・)

今、中国からの旅行者が増えているが、日本に買物目的が多いようだけど、

その買物の目的は、メイドインジャパンの商品なのだ。

日本企業の商品で、メイドインジャパン である事。 (海外製ではダメ)

これこそが、日本の生きる道でもあるのはないかとも思う。

日本の企業が日本の労働者で作る製品は、優秀なのだ。

そして、食の安全も、日本製こそだ。 

私も、最近は、安物買いの銭失い的な買物は、止めにした。

なるべく日本製を買っている。 少し高くても、デザインも性能もいいし、壊れない。

食品も当然だ。 農薬をどれぐらい使っているのか分からない

中国製は、敬遠したい。 その為には、少し高くても、安全な日本製の

無農薬、減農薬の食品を選択する。  高機能、高性能、安全、安心

こういったことこそがメイドインジャパンの強みだし、それを 生かしていく必要が

あると思う。 ますます、富裕化する新興国の人々にとっても、それは、

魅力的に映るはず。 

きっと、再評価される時代が来ると信じている

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