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菅総理再選で、さっそく円高に

2010-09-14 | 政治・社会

菅政権 再選で、さっそく、円高にふれてきた。 

****(ロイター)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17226220100914?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

財政拡大路線と円高対応を期待された小沢氏が敗北したことで、

マーケットの初期のリアクションは円高・株安・債券高となったが、

今後、政権作りの具体像が見えてくるなかで第二弾の反応が起きる可能性がある。

 党員・サポーター票は菅氏249、小沢氏51と圧倒的な差がついたが、国会議員

票は菅氏206、小沢氏200と僅差だった。このため市場では、一定の影響力を示し

た小沢氏をある程度処遇するか、同氏の政策を取り入れる必要が出てきたとの見

方が強まっている。「小沢氏の存在を完全に無視することはできないだろう。挙党態

勢をとるのであれば、小沢氏の考え方も入れてやっていくことになるので、中長期的

には予算の組み方や政策対応を見極めていかないといけない」(岡三アセットマネジ

メント・債券運用部長の山田聡氏)という。政策のミックス度次第では、市場の初期

反応と逆の動きが出る可能性もある。 

**** (ロイター)

 こうしたなか代表選後に為替介入があるかどうかがひとつの焦点となっている。

「(為替介入については小沢氏のほうが積極的とみられているが)菅首相も介入に前

向きな姿勢は示しており、ドル/円が急落するようなら介入の可能性はある」(国内

銀行)との声も多いが、マーケットは菅氏を試すようにじわりと円高方向に進んでい

る。

 メリルリンチ日本証券FXストラテジストの藤井知子氏は、小沢グループを厚遇しな

い人事を発表すれば、党内不和で円高対応が遅れるとの思惑から、大幅な円買い

を仕掛ける向きが出やすくなる公算があるとみている。

*** (引用終わり)

 

国内外に危機的状況だからこそ、 小沢総理を望んでいたが、残念ながら、

かなわなかった。 マスコミのネガテイブキャンペーンが きいて、

小泉郵政選挙に小泉氏を国民が支持した間違いと同じように、民主党の

党員、サポーターは、間違った選択をしたとは思っている。

とはいえ、小沢氏は、国会議員票では、拮抗している。 マーケットは、

財政拡大路線、円高対策を明言している小沢氏の処遇を どうするのか

をうかがっている。 小沢氏を冷遇するようだと、政局が不安定に

なり、円高対策が遅れるとして、マーケットは、円高をしかけてくる

可能性が高い。 菅政権の介入が どの程度なのか、試すような

動きになるので、相当な円高になるのかもしれない。 

いずれにしても、文字どおり、挙党一致の体制でないと、色々な局面で

民主党は、追い詰められていくと思う。 いづれ、脱小沢なんて、甘い考えだ

という事を思い知る事になるだろうね。

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