このブログでの私の呼び方:吉良監督
サッカー選手としての日向小次郎、若島津健、沢田タケシの育ての親。
現実に台風11号が近づきつつある中、台風といえばこの方かと。 暴風の吹き荒れる中、「タイガーショット」を生み出した小次郎さんを沖縄へ呼び寄せた張本人。(作中は台風7号でした)
現在連載中の「ライジングサン」、その前の連載「GOLDEN-23」によって、この人も「復活組」の一人と言っていいかもしれない。
まさか日本代表の監督をするたぁ、これっぽっちも思ってなかったわい。
実はキャプつばキャラの中で、正真正銘の実年齢が判明しそうな唯一のキャラかもしれない。

「ライジングサン」第1巻で明かされた衝撃の過去。
1968年のメキシコ・オリンピックにベンチメンバーとして選ばれていた吉良耕三。 推定年齢は20代前半くらいか?
しかし、これ↓とちょっぴり矛盾しそうなんだけどね。

外国からのプロ入りの話をことわったという 幻の日本人プロ第1号
はいぃ!? (←「相棒」の杉○○京風)
この当時、海外へアピールするきっかけとしては五輪は最適だと思うんだけど、ベンチメンバーでは矛盾がないか? と思ったの。
まあ、よろし。 今さらそんなこと指摘してもね。

初登場時の吉良監督。 この後、明和FCの面々にも「ひどいもんだな 朝っぱらから酒とは…」と呆れられています。
<ナンバー35周年特別号> スポーツマンガ最強論 PLUS号 で、ジャンルカ・ザンブロッタ氏が語っていた「あの酔っ払いの監督さん」って、実は吉良監督じゃないのか? と思ったのは私だけではあるまい。(実はロベルト本郷のことでした)

吉良監督で印象深いシーンは、やっぱりこれかな。 師弟愛に胸をうたれます。
吉良監督の略歴の抜粋

とのことですが、この3人以外の名のあるサッカー選手は育てられなかったのね……? だからU-22の監督就任のオファーを引き受けたのかしらん?

大空翼(バルセロナ)vs岬太郎(ジュビロ磐田)の対決を描いた番外編 「GOLDEN DREAM」 を観戦中の吉良監督。
うんうん、その通り! とこれは大きく納得しましたよ。
ところでこのひとの「監督としての能力」は、どんなもんなんだろうね?
現在進行形の「ライジングサン」は横に置いといて、「GOLDEN-23」でちょっと検討してみましょう。
当初はいろんなアイディアが溢れてて、なかなか面白かったですよ。例えば、
1.反町くんを「守備的FW」に
2.立花兄弟を「ダブルボランチ」に
3.健ちゃんを「GKとFW」の二刀流に
しかし最後のオーストラリア戦……。

立花兄弟の申し出を、断れなかったんかい。
このせいで、岬くんを巻き込んじゃってさ……。

まさかと思うが、「岬がノーと言ったら、やらせない。 岬を説得できたなら、スカイラブハリケーンを実行だ」 とかなんとか提案したんじゃなかろうな、吉良監督? それは残酷だよ~。

立花兄弟に対する、岬くんと吉良監督の共犯関係、成立。
あああああ、いつかこの報いなりとばっちりなりが、岬くんの身に降りかからないか、不安で不安でしょうがない。
五輪後の岬くん引退だけはやめてくれえええ!!
これがきっかけだったのか、あるいは「GOLDEN-23」で長い間チームの要の一人と監督として付き合ってきたからなのか、それとも短期間とはいえ明和小に転校したときからの知り合いだったからか、吉良監督は岬くんには高い評価と、絶大な信頼を寄せているよね。
(小次郎&健ちゃん&タケちゃんへの評価&信頼とは、また別物ですよ)
「ライジングサン」第3巻に収録される、「岬が明和FCに残っていたら、明和FCが全国制覇していただろう」という吉良監督の「もしも話」が、その好例かな、と思う。
一方の岬くんも「昔から変わらないな 吉良さんは」と小次郎さんに話しかけてるし。
サッカーのプレイスタイルもセンスも性格もこれっぽっちの共通点がなさそうな二人なんだけど、そんなことは超越してるのかもしれない。
「ライジングサン」での吉良監督の采配がどうなるか見守りつつ、おしまい。
(まずは最初の選手交代の件だな……誰になるんだろうか?)
次回こそ、健ちゃんやりたいです。 ちょっと時間かけますので、しばしお待ちを。
改めて読んでみると、吉良監督もいろいろありましたね。
吉良監督といえば、わたしは東邦ー武蔵戦のあとの、牙の抜けた虎発言、中でも「昔のお前なら三杉の心臓を蹴破ってでもゴールを目指したはずだ!」に衝撃を受けました。
いや、まず、人としてどうなんだと。
土下座の件からも分かるように、吉良監督にとって、日向くんたちは監督と選手というより、親子に近い感覚かもしれませんね。
特に日向くんはおとうさんがいないので、思いが強かったはず。
何があっても勝つ吉良監督とサッカーで人と関わる岬くん。
一見相容れないけど、岬くんもサッカーで得た大切な人たちの笑顔のために勝ちたいという思いが強くて、そのためには自分が傷つくことも厭わないので、その部分で繋がっていられたし、オチャドは「ファイターじゃない」って言ってたけど、吉良監督はそんな優しさに隠れた闘志も含めて信頼していたのかな、と思います。
立花兄弟の件はまさに同感です。
勝ちにこだわる吉良監督だからこそ、スカイラブが有効であることを理解し、断れなかったのかな、と想像はしますが…。
でも、岬くんが最終決断をしたのは、話し合いのときではなくて、おそらく、立花兄弟が松山くんにその役割を振ろうとしたときで、岬くんは、巻き込まれたとは思ってないにしても、「松山を巻き込むわけにいかない」とは思っていたと思うんですね。
勘のいい三杉くんあたりが気付いて、精神的なフォローしてくれていたら嬉しいんですけどね。
…と、吉良監督の回なのに、何だか途中から岬くん語りみたいになっていまいました(汗)
>牙の抜けた虎発言、中でも「昔のお前なら三杉の心臓を蹴破ってでもゴールを目指したはずだ!」に衝撃を受けました。
>いや、まず、人としてどうなんだと。
「人として」 に笑ってしまいました。すみません!
現実に、もしも本当に三杉くんに万一のことがあったら警察沙汰でしょうし、「東邦学園出場辞退」になって、武蔵中が繰り上げで全国大会出場してますよ。
そうしたら丸々ストーリーが変更されて、早々と打ち切りになっていたかもしれません……。
>何があっても勝つ吉良監督とサッカーで人と関わる岬くん。
もしかしたら吉良監督の好みのサッカープレイヤーではないかもしれない、岬くん。
でも全員が全員、日向小次郎のようなプレイヤーでは、チームも試合も成り立たない。
だけど岬くんの実力は認めている。 岬くんが去った明和FCで、タケちゃんを岬くんのようなテクニシャンに育て上げたんですからね~。
岬くんも、吉良監督の「何が何でも勝つサッカー」には反発を抱いていても、それはアマチュアまでの時期であって、プロの世界ではしょうがない、と思っているかもしれませんね。
>岬くんが最終決断をしたのは、話し合いのときではなくて、おそらく、立花兄弟が松山くんにその役割を振ろうとしたとき
ああ……そうでしたね。 何も知らない松山くんに辛い役目を負わせるよりは……と。
>岬くんは、巻き込まれたとは思ってないにしても
これはどちらかといえば、私個人の主観ではありますね。
「岬くんに辛い役目を負わせやがってー!」 という怒りが含まれてます。
立花兄弟も、誰にセンタリングをあげてもらうのか、さんざん悩んだと思うけど、選んだのが岬くん。
もしもチームに翼くんがいたら、どうだったろう……? と考えたりもしましたが、それでも二人は岬くんに言ったかもしれない。
うーん……難しいところですねえ……。
>吉良監督の回なのに、何だか途中から岬くん語りみたいになっていまいました(汗)
私も記事の締めくくりは、結局はそうなってしまったので、それでいいんです(きっぱり!)
試合前?に一杯やってから行くわとか(小学生編明和時代)
実際、こんな監督だったら親御さんから抗議殺到でしょうな(笑)
ライサンでは、全日本の監督に昇格し、なにげにオイシイ役所に。バカボンパパフェイス←失礼?が時にはキュートにみえたり、憎ったらしくみえたり…。なんだかボロクソ言ってますが…
ファンの方ごめんなさい(-o-;)
キライじゃないのよ。
>実際、こんな監督だったら親御さんから抗議殺到でしょうな(笑)
今思ったんですが、この人、教諭だったのかなあ?
岬くんが転校したから、明和小って公立でしょうし、クラブ活動の監督は、普通は「先生」がしますよね?
別口で雇っていたのなら、PTAまたは校長に相当な権力やツテがあったのでは?
>全日本の監督に昇格し、なにげにオイシイ役所に。
こんな復活をするとは思いませんでしたね。
でも攻撃型の監督なので、今までの監督たちとは違う指揮、チームになれば、いいですね。