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2205 讃岐数寄巡Ⅵ 栗林公園③ 日暮亭

栗林公園

日暮亭
「旧日暮亭」が他所に移築された後、明治31年に建てられた茅葺きの草庵型の茶室。
石州流の茶室で、5つの席を設け、その中央に水屋を構える造り。

腰掛待合

四畳半の席その1



四畳半の席その2
最初の四畳半の席と続きで、間の障子を取り去れば広間として仕える。

洞床席
片桐石州好みとされる知足庵にも見られる洞床がある。

貴人席

道安囲いの席
片桐石州は千道安の流れを汲む桑山宗仙に茶道を学んだ。

水屋
5つの席の中央にある。

露地

こちらでは抹茶もいただけます。お菓子の名前は「木守」といいます。
「木守」といえば長次郎作の茶碗の名で、長次郎七種(利休七種)に挙げられる名椀。
利休、宗旦が所持し武者小路千家に伝わり、後に高松藩松平家に献上された。関東大震災で罹災し、その破片を用いて13代樂惺入が再生し再び高松松平家に献上された。

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