SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1411 三田市立図書館 旧三田藩主九鬼家の歴史遺産展

今回は兵庫県三田市
014
三田城跡
戦国時代は荒木村重の配下・荒木平太夫の居城。
寛永十年(1633)志摩鳥羽より九鬼久隆が転封された。
022
大池
九鬼水軍と呼ばれた九鬼家は海の無い三田に移った後も、この大池に舟を浮かべて訓練を続けたとされます。
って水は現在ありませんが・・・
029
三田市立図書館
037
旧三田藩主九鬼家の歴史遺産展
11月1日(土)~11月30日(日)
030
九鬼嘉隆所用 伊予札素掛威胴丸
桃形兜に鹿角脇立。佩楯は全体銀箔押で朱・金・黒で大小の円(星)を散らしているが、この意匠は伊達政宗所用と伝わる陣羽織に似ている。
九鬼守隆所用 紫糸威二枚胴具足
小星兜に嘉隆のものよりやや小さい鹿角脇立。胴を黒、その他を紫糸で威す。腰部に黒羅紗地の鼻紙袋が付く。
033
古式銃
全体に龍等の装飾が施された歯車点火式の先込め銃。
九鬼家の伝承では朝鮮の役の時に日本へ持ってきたとされているが、銃身に英国王家の標語「神と我が権利」が表されており英国製、少なくともヨーロッパ製である。
現九鬼家当主の方の言によると、九鬼家では古いものは何でも「朝鮮から来た」と伝わる傾向が有るそうです。
035
大般若経
全600巻(現存は596巻)よりなる仏教の経典。
九鬼家の居城・鳥羽城に安置されてあったものを転封の際に三田へ移された。

九鬼嘉隆・守隆父子の遺品は今まであまり拝見していませんでしたが、この様な甲冑が残されていたとは驚きです。 
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