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1903 上田流和風堂 特別公開① -序- 

広島
koukai
上田宗箇広島入国400年記念 上田流和風堂特別公開
「吉川広家・上田宗箇 ~豊臣大名の茶の世界展~」
「豊臣大名としてゆかりのある作品に光を当て、上田流の関連作品と併せて、武家茶道の構えを再現した和風堂の空間で桃山時代そのままに鑑賞していただくことができます。桃山時代に始まり、江戸時代で花が咲いた武家茶道。当時の最高のおもてなし「数寄屋御成」を、現代を生きる皆様に体感していただきたく思います。」(公式より)
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吉川広家と上田宗箇、2人の間には茶の湯による交流があり、また広家の岩国と宗箇の小方は領地を接する間柄だった。寛永二年(1625)吉川広家は上田宗箇に枝垂桜を贈り、宗箇はその返礼に「木菟の手水鉢」を贈ったが到着した時には広家は他界した後であったそう。

今回は吉川家・上田家の御道具を拝見できる(しかもガラス越しでは無く直に!)だけでは無く、江戸時代の上田家上屋敷を再現した上田流和風堂の拝見も見所。
外露地→中潜→内露地→数寄屋→鎖の間→書院と続く師の古田織部を継承した宗箇の茶の湯・御成を追体験できる空間も味わえるとあって楽しみすぎます。
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2011年の「上田宗箇展」でこの和風堂を知ったので、2009~2011年の公開には間に合わず。
8年越しでその扉が開きました。

※なお内部は撮影禁止、外観はOKでした。

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