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1301  根津美術館 新春の国宝那智瀧図

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根津美術館

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コレクション展「新春の国宝那智瀧図 仏教説話画の名品とともに」
期間:1月9日(水)~2月11日(月・祝)
「根津美術館では、新たな年の始まりに国宝「那智瀧図」を展示いたします。熊野・那智山の南壁を落ちる那智瀧を描くこの作品には、日本人の自然に対する敬虔な思いが込められています。千手観音が姿を変えた神体・飛瀧権現を図絵した礼拝画として、また一筋の瀧のすがたを描いた風景画として、那智瀧図は日本絵画を代表する名品のひとつと謳われています。」(公式より)

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那智瀧図
国宝。熊野の大瀧を礼拝するために制作された本尊画像だったそうです。「展示室2」にはこの作品しか展示していない特別扱いです。

展示室6 寿ぎの茶会から2点。
瓢花生 銘 狙公 千宗旦作
細長い瓢箪の首に藤葛を巻いて釘掛けにした花生。銘の狙公とは猿まわしの事で、首に藤葛を巻いた形からの銘。晩年の作だそうで宗旦の心の余裕が感じられる。井上世外の旧蔵品。
竹茶杓 共筒 銘 玉ぶりぶり  織田有楽作
櫂先は丸撓め、節は中程よりやや下で節上がすうっと長く感じられる。銘は子供が正月等に遊んだ「振々毬杖(ぶりぶりぎっちょう)」からだが、なんか変だw。
三井の茶杓が武将なら、こちら根津のは茶人らしい形と感じました。
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