どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

夢の途中

2024-05-09 13:28:00 | 日記
振り返ってみれば、ずっと夢の途中を歩いてきた。

プロの漫画家になりたいと頑張っていた頃。

労働組合の書記長で政治の世界に入った頃。

叶いそうな夢だったのに最後の一歩に到達できない。そんな人間が私。

その裏には遺伝的要素がある持病があったと分かった40代後半。それから、闘病と夫までアルツハイマーになったこと。

今は、小説を書いて道を歩いている。

夢は書籍化だけど、叶わなくても構わない。今、現実に500人近い読者様が私の頭の中の妄想を覗いて下さっている。

それだけで生きてきた甲斐があるというものだ。


本当は夢の途中に踏み出した瞬間に「夢は叶っている」と思ようになっている。

結局は死んで終わりになる。目指した高みまで到達できないで終わるのが、ほぼ確定だ。みんなそうでしょう?

でも、その夢の途中が「生きている」という証なんだと考える。


7回の自殺企図を起こし、入院は10回以上。何回だったのか分からない。

それでも、私が生きているのは神様に「まだ、役目がある」と言われているからだと思う。

お仲間のかなりの数の患者が、もうこの世にいない。

自殺企図の果てに、突然死んでしまう人が多かった。自殺ではない。突然に逝ってしまう。

精神疾患の患者は多分長生きしない。

私の叔父も45歳で心疾患で亡くなった。精神病院の中で。


考えてみれば、人生そのものが夢の途中なのかもしれない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿