どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

私みたいにモテなくちゃ!

2023-02-17 09:49:00 | 日記

「私が描く物語のヒール役」は、こんな感じの女が多いです。
これは「Double Life 」の荻野リリカ。

19歳にして元彼が二桁。外見重視の若いうちはモテます。でも、この女は「おねだり」というタカリ行為をして、必ずフェードアウトしてふられます。自分が振られる理由がわからない。振られるも何も必ずスペアを用意しているので「振られてる」ことにも気が付きません。

昨日、年若い友人から、この手の女から「私みたいにモテる女は許されるの!あんたみたいな男もできない女は問題外。」と言われた時の話を聞きました。それで「その子は今まで彼氏が何人いたの?」とつい聞いてしまいました。
数はわからなかった。しかし、これはわたしの私見ですが、親密な関係の彼氏、彼女が二桁過去にいたら引きます。

心に触れるまで付き合う、癖や嫌なところまで分かるには時間がかかる。人間同士としての恋愛という人間関係を作るのには年単位の時間が必要。体の関係を結ぶのは、それこそ「キスより簡単」なのです。人数で来られると困るんだわ。

私の最大の黒歴史男は、顔だけが良かったのでこういう奴でした。3ヶ月でふったらストーカー化。最終的には警察に駆け込みました。「警察」と言ったら接触してこなくなりました。女性関係のトラブルをやらかして執行猶予がついた前があるので。

時間と共に失われていくものよりも、ずっと残るものを追求する人間が私は好きです。綺麗な若い女は魅力的ですが「綺麗や若い」にはタイムリミットがあります。長くて20年。
私の友人は、クソ真面目で頭がとてもいい子です。

今の私は毎日絵が描ける環境ではないので、ストーリーの方を考えているのですが「早川4兄弟」の嫁、姑のバトルの話の嫁の名前を彼女の名前を使わせてもらいました。「クソ真面目」な性格が彼女とピッタリ。煮ても焼いても食えない姑を煽て老人ホームに追い払う。知略戦略に長けた。長男嫁。





ショタコンデブス

2023-02-15 08:43:00 | 日記
「葵の花」で葵が12歳の時、ショタコンの女子大生から淫行の被害に遭っていたことを陽に告白するシーンがあります。その女は相模純子といい当時二十歳。兄達の母校K大の医学部。

葵は酷い自己嫌悪と自己卑下、女性嫌悪を抱いています。自分の男性性すら否定するようになっていました。普通なら好きな女の子ができる年頃になっても親友の翔と子供のようにふざけ合っています。

そんな葵が女を感じないのが陽。翔の従姉妹。3つ年下で底辺校のビリ。話すことも幼くて子供を相手しているようで嫌悪感も感じません。子供だから。しかし、葵の深い心の傷を子供のはずの陽が癒してしまいます。これが、「葵の花」までのストーリー。

ここから、葵は重大なことに気づきます。相模は最後に「葵くんは、背が高くてゴツくなって声もオジサンみたい。私ね、大人の男に興味ないの。可愛い男の子を育てるのが好き。」と言ったのです。自分の傷だけをなめていた葵は相模はその後も自分と同じように年端の行かない少年たちを食い物にしていたんじゃないかと気が付きます。

父親の哲也に「淫行されていた。立ち直るのに4年以上かかった。相模は、あいつは医者になってはいけない。」と告白します。父と長兄の一也が動きます。被害を受けた少年は葵の他に5人いました。葵より年上の子も陽より年下の子も。葵にとって思い出すのも穢れる気がする体験を他の男の子達もしていました。みんな、自分の「男性という性」を受け入れられなくなって普通の子ではありませんでした。弁護士も入って告訴することにします。

この事件は、葵の「精神科医になる。」という目標の強い原動力になります。父親から「あーくんは、心のお医者さんになるんだよ」と言われた幼い日のぼんやりした夢が「自分の使命だ」とハッキリ自覚するのです。

何も悪くないのに、悪い人に心を傷つけられ、心が壊れたら「人生を失う」。

相模は恐ろしいことに小児科医になっていました。裁判が進むにつれ相模純子の被害者は二桁の人数がいたと判明。今も院内で患児に淫行をおこなっていました。実刑判決となり、医師免許も剥奪されます。

新しい絵を描けないので、「葵の花」の未完成原稿から。


病人は、術後1ヶ月半経って、昨日の午後から病院に行って我が家にはいません。今日も帰ってこなくて明日は出勤するそうです。明日の夜、戻ってきます。少しずつ良くなっているのが顔を見ているとわかります。
お医者さんって、すごいなぁと思います。


愛しのエリー

2023-02-12 11:17:00 | 日記


葵の母親、東エリ。エリという名前は、サザンの曲から取りました。

真面目で優秀な病院事務員。経済観念がガチガチで「ケチンボ」。顔が水商売顔で、男に舐められたりもする。

年齢は二十歳になったばかり。情報処理の責任者である女上司、青山は、この優秀で真面目で優しい部下を可愛がっている。孤児のこの子の母親のように。青山は、早川総合病院が開院したころから働き続けていて、院長が「天性の女たらし」だと知っている。
でも、院内の女には手を出さないのも知っていた。

院長はエリにボーナスの日、「私からのボーナス」とエリに服、諸々のプレゼントをする。極め付けはルビーのチョーカー。

アパートに帰ってチョーカーをまじまじと見るエリ「このルビーは多分本物。。。いくらするんだ?」

次の日、事務長から東は堅実というか、ケチンボです。と聞いた院長は「嫌われたかも」と真っ青になる。

還暦まで数年の男が、娘か孫か分からない女の子に本気の恋をしてしまう。
散々、女遊びをしてきて反省し、やめたら今度は本気の恋が降ってきた。
この辺のワタワタ加減が、書いてて面白い。

年齢はジジイ。既婚者。3人の子持ちで長男はエリと二つしか違わない。若い男に勝てるのは金だけ。

この「早川4兄弟」の話は、ファンタジーなエピソードを外すことも可能で、単体でも描けそう。
葵の腹違いの兄達は良い人です。掘り下げてキャラを見てみたら、長男の一也は、人を見て分析する力に長けています。妻の真砂子は、正に次世代の早川家の女王様。決して他人を下に見たり侮ったりしません。葵を1番可愛がってくれた義姉です。

エリと一也の母百合の修羅場の話を初めて聞いた時、真砂子は「それはもう最初からエリさんの勝ちじゃないですか。私だったら、もし一也さんが浮気したら、先にあなたを殴ります。」と言います。一也は、この女性なら、あの母さんと互角に渡り合えると一目で気に入ります。

結婚ってなんでしょうか?
全部の財産を君に渡すから別れてくれと言った哲也の懇願に百合は、一生早川百合でいる事を選びます。
エリは「彼の身も心も掴んで離さない。それ以外は興味がない。」と言って貫きます。
百合は「妾なんて戦前までは珍しくない話でしょう?」と肝が座ります。
哲也はエリと葵と暮らし、ケチンボのエリ好みの「愛情以外のもので繋がりたくない」という信条に沿った質素な暮らしを送ります。

哲也が得たものは「人間の心」でした。


病人の世話で落ち着いて絵が描けない。で、ストーリーの穴や続きをスマホで書いています。暫く、毎日更新できないかも。



東京

2023-02-08 10:27:00 | 日記


都会の夜景。昨日の夜の。

今日は一日、ホテルで1人でゴロゴロします。
私、かなり疲れています。

私の病気には、病人の世話は重荷です。昨日、話していてストンと気分が落ちて、鬱側に行っています。

私は多分我慢強い方だけど、他人の言葉に過剰反応するんです。一言言われたことを数年こだわり続けるのは珍しくない。

精神状態が悪くなって来ると、こだわっている言葉が頭に浮かんでくる。徐々に追い込まれて行く。

今日は、ゆっくりしよう。
今、一所懸命やってるのは、この約10年支えてもらったお礼。お礼をしたら、もう、会わないって決めているんだから。


早川4兄弟

2023-02-07 10:11:00 | 日記


葵が陽(あかり)に自分が婚外子であることを告白しているシーン。原稿のペン入れは終わっています。

最近、絵が描ける環境にないので、スマホで細かいところの話を書いています。葵の兄達の細かい設定が出来ました。父、
早川哲也は家庭を顧みず、子供にも興味がありません。長男一也。次男は次也。三男は三也。名付けも適当。それが、末の三也が12歳の時から別人のようになります。家で家族と夕食を共にし、三也と遊んだりするようになります。55歳の哲也は、これからは穏やかに暮らしたいと思うようになりました。その半年後、東エリという病院の事務員の19歳の女の子と出会って「多分、生まれて初めての本物の恋」をします。

今までの行いの罪悪感が強い哲也は「離婚はできないが、エリが欲しい。」とエリに言います。エリは「それだけでいいの」と答えます。葵が生まれて10ヶ月後、戸籍謄本から哲也が葵を認知していることを知った妻、百合は葵の家に殴り込みにいきます。長男、一也は一緒に行きます。

元々、この一也というキャラは、葵を弟だと最初から気にかけている人という設定でした。彼は、留学を3年ほどして「正義の多様性」を知っている人だからです。

経済的には苦労を知らず「医者」になることだけを求められた3人の兄達は幼稚園から受験、エスカレーターで大学まで行ける有名私大に行かされ、成績上位でい続けることを強要され、友達さえも母親が選んだ子としか付き合えませんでした。

留学当初から、一也は「僕たち兄弟は虐待に近いことを母から受けていたのではないか」と思い始めます。
「母の圧」は強かった。口で言わなくても「医者になるのよ」とエスカレーターに乗せられたと。

母にビンタされた4歳の葵を庇って覆いかぶさるエリ。母はそのエリの身体中を蹴り、髪を引っ張って箪笥の角に顔を打ち付ける。一也はまだ24歳の若い母親の愛情の深さを見ます。私が葵だったら母はどうするだろうかと思いながら。

画像の大学受験の頃は兄達と疎遠になっています。父もまた葵の家にはほとんど来ない時期です。
正妻の百合にはいじめ倒される葵ですが、百合もまた自分が見つけてきた一也の見合い相手、真砂子の知略には敵わず、病院の実権は、一也夫婦に移り百合は老人ホームに行かされます。仕向けられたとも気が付かずに。

突然ですが、午後から東京へ行きます。
病人の都合です。今度はビジホでございます。
明日は、現在「介護人」の私の久々の休日です。