どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

邪の道 リカ

2022-04-29 11:42:00 | 日記


「愛情の行方」の父親の浮気相手。23才。身長155センチ。体重不明。顔のパーツは地味。声だけ可愛い。舌足らずな喋り方と上目遣いが得意。私ってバカみたい。分かりません。と言いながらオヤジを垂らしこむ。目的は金をむしること。

父親の翔の本性は、女にだらしないにも程がある❗️時々目つきがヤバいとリカは見抜く。シャインと結婚してからは妻一筋の翔に魔物が近寄ってくる。

リカの自己評価は、私は美人では無い。可愛い程度。。。だから、戦略を練って男を奪って何が悪い。

リカをレストランで初めて見たシャインは、私はコレ以下なの?とリカと浮気してる夫に失望。タクシーの中で「ブタと寝てきなさいよ❗️」と後からタクシーに乗り込んできた翔を蹴ります。

リカの人生は、利口に立ち回って楽をして優雅に生きるつもり。貰う奪うは平気のヘッチャラ。

邪の道の人生。行き着く先は死刑囚。翔の事件の後にも2人殺します。いつも男女関係のもつれが、きっかけ。

モデルはK嶋K。



愛情の行方5イノセント マリ

2022-04-28 17:43:00 | 日記


ラストシーン。
マリは、進展しない大輝とのお付き合いに見切りをつけ、大久保という男に乗り換えます。理由は、マリを好きだと言ってくれた事と、顔以外のスペックは大輝と同じだったから。
一年付き合って30手前に結婚することになります。が、大久保が二股をかけていて、そっちの女が妊娠して破談になります。

仕事は続ける気で辞めなかったのが救い。周りの人たちは「貴方は悪くない。大丈夫?」と言ってくれますが、影では「大久保に引っかかったバカ女」と言われているのも知ってます。

大輝は相変わらず、他人と群れずランチは社食で1人。スマホをやっている。
「何してるの?LINE?」と訊ねると「うん。彼女とLINE」と答えます。
「僕はイノセントな女性を探してた。やっと見つけた。僕は人間の本性が色で見える。意味も分かる。浮気癖があるとかね。君は人と自分を比べて上に居たい人。悪い人じゃない。普通の人。君と付き合ったのは、人間は変わるのかどうか知りたかった。変わらなかった。君から別れを言ってくれて助かった。僕から言ってたら大変だっただろう。」

マリは色が見えると言った大輝の話が聞きたくて大輝のアパートに押しかけます。
自分の部屋まで押しかけてきたマリに大輝は怒ります。
「色の話が聞きたい?嘘だね。自分が得をするためなら何でもしそうな色をしている。そうだね。ヨリを戻したいとか。戻すものなんか何も無いのに。
知りたいなら15年前の渋谷のスクランブル交差点で起きた殺人事件のことを調べたらいい。裁判記録もね。人のスペックとかに興味があるだけならやめたほうがいいよ。面倒臭いから。」と言ってドアを閉めて鍵をかけます。

マリがネットで漁って分かったことは、大輝の父親の不倫相手が別れ話のもつれから父親の従姉妹を刺し殺したこと。父親は、まだ弁護士事務所を渋谷でやってること。

父親にその事件の話を聞きたいと事務所に電話をするといいですよと会ってくれることになり、父親から事件の真相と大輝の色で人の本性を見抜く力の話を聞きます。

父親は「私は、あの女とは深い関係ではありませんでした。でも、証明する術はありませんでした。刑事罰は受けませんでしたが、社会的制裁を受けました。面白おかしくマスコミに取り上げられ、ネットに晒され、仕事はダメになり、離婚しました。子供達は私を嫌っています。
私と妻は、とても仲が良かった。幸せな家族だった。裁判で私の仮面が剥がれて、汚い本性を見てしまったんだから当たり前ですよ。関係はなかったけれど、下心はありました。本当は妻が止めてくれなかったら、そうなってたでしょう。神様は見てますね。今は罰みたいなものです。
あれから、息子は性格が変わりました。特に恋愛に対する姿勢がね。私に似てたんですがね。」

帰り道、マリは大輝と付き合った2年間、彼の心にある大きな傷にも気づかず、愛されているのかとか結婚したいとか、そんな事ばかり考えていた自分が見えます。
外見とスペックで人間を仕分ける厚顔無恥な欲深い豚のような自分。

この涙は悲しみではありません。
少しでもイノセントに自分の人生を歩くと決意した人間の再生の涙です。






愛情の行方4 イノセント

2022-04-27 11:57:00 | 日記


翔とシャインの息子、大輝。妹もいます。父と母が正式に離婚した一年後の話。大輝は30才。父の浮気で家庭の崩壊が始まって14年後。この「愛情の行方」の最終話です。

父の浮気相手が父の新しい女だと勘違いして親類の女性を刺殺して13年。刑事事件に巻き込まれた高校生の頃。父は罪には問われなかったけれど、家族共々、社会的制裁を受けます。

その頃から大輝は人間の本性が色で見えるようになります。
父の女に刺殺されたあかりは、大輝に会った時然りに大輝の母シャインからもらった水晶の卵型のオーナメントを大輝に見せて来ていた。謎の行動です。その頃のあかりは持病の心の病が悪化していて「ここどこ?」だけしか話せない状態。

当時の大輝はモテる男の子で性格は父親似で少し軽い感じでした。
あかりが父の浮気相手に殺されて、人の本性が見えるようになった大輝は、他人と距離を置く大人になります。

父、翔が大好きで似ていると言われて嬉しかった。両親は仲が良くて幸せだった。家も裕福で妹はスカウトされるくらい可愛くて、自分も父に似て頭がよくてクォーターでモテる。持っていたものが、裁判によって父の仮面が剥がれていくにつれて幻だったと、まだ高校生の男の子が直面したのです。

大輝は、特に女性に対して慎重になります。「イノセントなものを探してる」が口癖です。

この物語は、大輝の彼女が主人公。マリという普通の28才。30までに結婚したい。大輝に付き合わない?と2年前に告って、付き合っていますが、大輝との付き合いは、遊びに行くだけ。手も繋がない大輝に焦りを感じています。結局、見切りをつけて自分を好きだと言ってくれる男性と付き合うことにします。
もう、会わないとマリが言うと大輝は「別れてくれてありがとう。幸せになってください」と言って飄々と離れていきます。

2年付き合ったとは言ってもマリは大輝の過去は知りません。


愛情の行方3 リラ

2022-04-18 22:47:00 | 日記
カケルは1500年間の償いを終えて赤界に召し上げられ、赤男になります。好きな人ができたら永遠に忘れることができない。好きになるのは定員1人。2人目はない。上手くいけば幸せ、片想いなら独男決定。死なないので永遠に独男。赤男は熱烈にアピールするので女性に避けられてます。
王宮勤めはブスばかり。


王妃付きの女官長。リラ。無表情な仕事の虫。いつも官服。赤男たちからも「ないわ〜」と引かれています。王夫妻のブランチの時間は直立不動で待っています。

この人は、国替えをして日本の神界に来ました。元は西の神の国の御使です。羽は、今は生えていません。

リラには、会いたい人がいるのです。その人は赤界にたどり着けるかどうかも分からない。他の赤男に好きになられると困るので、顔も変えました。
再会できても元の名前は名乗らないと決めています。

その人が他の人を好きになったら仕方ないと思っています。
遠い昔、猜疑心で気が狂うかと思うほど苦しみました。もしも、今の私を好きになってくれたら、やっと抜け出せると思っています。

リラも後悔ばかりで人生を終えていました。自分の方が深く愛していた。何を言われても信じられず、離れれば忘れられると思って離婚したけれど忘れられなかった。亡くなったと聞いた時は、別れてから彼が死ぬまでの15年、楽しく過ごせたかもしれないと思った。
リラは、その人生の後、御使になったので二度と会えないと思っていたら国替えの話があった。考えて考えて500年前に国替でここにやってきた。

王妃にも言ってない話。






愛情の行方2 田中シャイン

2022-04-17 16:16:00 | 日記
「愛情の行方」は、その前に田中翔という、イソ弁が本当に愛する人と巡り合う話があって、やっと結婚して「一生この人と暮らすんだ。幸せにするんだ」というラストの話です。

田中になった妻シャイン。42才二児の母。コレが、夫が若い女と食事している高級レストランに向かう時の姿。
結婚17年。事務所を立ち上げ、2人で頑張ってきました。苦楽を共にした戦友だとお互いに思ってきました。
それが、この日に終わります。

本当は、夫の翔は浮気はしてません。ただ、好き好き言ってくる若い女に頼られたりLINEで労われたりしたのが50近くでも男として見られたのが少し嬉しくて、調子に乗ります。一回だけ遊んじゃおうと、このレストランの後、シティホテルの部屋をリザーブしてあります。

でも、シャインが来て我に返り、浮気相手のリカを置き去りにしてシャインと帰ります。やってないからセーフ。謝り倒します。

リカの姿は、漫画で描くなら、あまり描かないつもりです。

高嶺の花だったシャインが田中シャインになった途端にそれを忘れ、綺麗なだけではなく芯は曲がったことが大嫌い。許さない厳しい性格を持つことも忘れていた翔。

リカは、このフライング浮気の最後に殺人事件を起こします。裁判で暴かれるリカとカケルのプライベート。翔は罪には問われませんが、社会的には終わります。子供も一切口を利かなくなり大人になり家を出ます。その日が離婚の日になります。

期間2ヶ月。レストランの食事3回。仕事ができない事務所のバイトだったリカ。所員たちから「首にしてください」まで頼まれた所長の翔。でも、雇い続け2人でリカの尻拭いの残業をしファストフードを食べていました。唯一の証拠はホテルの予約のデータ。たった一回。それも行ってない。深い関係なんかないと翔が言っても誰も信じない。
リカは、所長との不適切な関係で心神耗弱を主張。不倫関係だった。騙されたと言い続け、裁判中に所員全員が退職。

時系列としては、戻りますが、渋谷のスクランブル交差点で事件は起きます。そこにアオイがきて、リカを初めて見ます。翔の親友だったアオイは「昔なら、あんなの相手にしないっしょ」と薄ら笑いを浮かべて去っていきます。

リカをあまり描かないでやってみたい話。
リカは、見たこともない翔の妻を心の中でBBA呼ばわりしています。若い自分が上だと。田中を盗るのは楽勝だと思っています。ん〜そうかぁ?

そろそろ、Double Lifeの続き描こう。