どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

1000年の家出

2022-05-31 15:42:00 | 日記
約1000年前の朝、陽(あかり)と葵のベッドの上に結婚指輪だけが転がっていました。陽が突然消えてしまったのです。
葵は探しますが見つかりません。彼等は「在る者」と呼ばれる不老不死の存在ですが、ごくたまに「消滅」することがあります。

時が経つにつれ、葵は消滅したのかもと1000年毎日泣いています。

葵の父セキは「あれはな〜家出だよん。あの嫁はお嬢様育ちで我慢が出来ん。しれっと好き勝手するのだ〜。」と知ってるくせに息子には教えない。それどころか、「小さい時は泣いてても可愛かったけど、今は可愛くないっ❗️」と、息子をいじめて喜んでます。母のエリは毎日のドレス選びのことが重要課題で息子が泣いててもスルー。



帰ってきました。珍しく葵は激怒。「何処に行ってたの?」「下界」「なんで置き手紙くらい書いていかないの?」「あなた、私がバカだって知ってるでしょ?手紙なんか書けないもん」

家出の理由は、償いの生を歩むカケルを自分たちがいる場所まで誘導していたのです。あまり利口でない陽の誘導でカケルは見事、償いを終え再度、天界人となります。セキからは「カケルは頭が良いにも程がある」と言われます。

翔というキャラクターは、人間だった縄文時代から頭がどうかしてるほど優秀。これだけは一貫しています。

陽は、自分のことをバカなのに頭が良いふりをして難しい仕事してると言います。
今は、ストレスからくる病気で仕事はやめました。

やっと、新婚生活の始まりだ(^。^)と喜んでいた葵。。。1000年家出されました。


橙色の焚き火の中

2022-05-30 14:42:00 | 日記


翔に罰を下しに近寄る陽。
翔は、浮気騒動で、かなり参っています。一気に老け込んでいる感じ。

この2人の関係は、強い愛情で結ばれています。恋愛ではありません。嫉妬深い葵は、この2人の関係に長い間悩まされます。

翔を真人間にするためなら、私が彼を地獄に落としてやるといった愛です。

橙色の焚き火。
この2人だけが分かる永遠の幸せを意味するもの。葵は、陽から焚き火をした話は聞いています。でも、その時の気持ちは話していません。

翔も陽も心の奥底にしまってある想い。

この翔というキャラクターは、「人間の中の人間」という感じの人です。
「ズルくて、弱くて、スケベ」と葵は言います。本当は、それに単純で人が良いところがあります。対人スキルが低く、仕事は何とかなっても友達は葵だけ。葵も変わり者。

どーでもいい女は嘘八百で口説けるのに本当に好きな女性には何を話したらいいか分からない。下を向いてしまう。





決意

2022-05-28 09:00:00 | 日記
他人から与えられるものより、自分で掴み取るものものの方が尊い。それは、自分に自信と誇りを与えてくれる。
与えられるものは命だけで充分。上等だ。

男になんか自分の人生を委ねない。
私の人生は私のもの。



18才の誕生日。高校を中退して家出する珠莉愛。6月からDouble Lifeの続きの開始。

私の女キャラは、恋愛や結婚が一番に来ない人生を歩く人ばかり。その分、自分で自分の人生を自分の足で歩かざるを得ない。私は、それが格好いいと思う。

自分の足で人生を走る。オトシマエは自分上等!

贖罪

2022-05-27 07:05:00 | 日記
愛情より信頼の方が重いと思います。信頼が無くなれば「愛」は居場所を失います。

夫、翔が失った信頼は妻のものと妹である従姉妹のもの。妻は、離別の道を模索し始め、従姉妹の陽は(あかり)は、翔に罰を与えます。

陽と葵の夫婦は彼らならではの方法で、翔に重罰を与えます。

陽は、死の間際「お兄ちゃん、橙色の焚き火を覚えてる?」と言います。
「ああ、忘れるものか。あの日、俺たちは本当に幸せだった」と答えます。

陽の身体は死に陽そのものは、金色の気になって身体から離れていきます。
そこで、陽は近くで見ている葵に幾つかの指示を出します。声無き声で。

葵は、もう翔に会いに来ないこと。
陽は2度と目覚めないこと、それでも自分は陽のそばで手を握り続けることを言って、翔に別れを告げます。

陽は「人間に裁いてもらおう」と葵に提案したのです。ブタ女は陽を殺し、陽の戸籍は復元され「人間の田中陽」を存在させ、人ではない自分の殺人事件をしたてあげます。

他人の家庭を壊してでも金とモノを奪い取り殺人まで犯す強欲なブタと、どんなに幸せな人生を送ってもあぐらをかいて卑しい心を抱く翔。この2人の真実を法廷の場で晒すことが目的です。




身体から離れていくあかりの気を見つめる葵。彼も直ぐ後を追いかけます。

「愛情の行方」は、この後、残された翔の家族、妻シャイン、息子の大輝、娘のエリカの人生の話になります。
葵が全ての後始末をします。シャインとエリカには息子の天(ソラ)と界(カイ)を使わして言葉を伝えます。
大輝は女に弱いので「色で他人の人間性を読める力」を与えます。これが「イノセント」です。

翔は、離婚を受け入れ全てを失い孤独に死んでいきます。本当の罪の償いは始まったばかり、千年単位の地獄が待っていることを知っています。
必ず、もう一度、たった1人の親友、葵に再会すると決意して、この話は終わります。

浮気相手

2022-05-26 07:46:00 | 日記
配偶者の浮気相手を初めて見た時、裏切られた相手は何を思うのでしょう。

妻、シャインは「私は、このブタより下なの?」とショックと失望を感じています。一瞬で夫への信頼が砕け散りました。

自分より20歳年下。若いだけしか取り柄がないとしか思えない。
夫婦で夫の独立を協力してやってきたつもりでした。自分の仕事も捨てワンオペ育児をこなし、事務所の事務仕事をやって来て、やっと生活が安定して家を建てたのは数年前。

夫は、自惚れていました。バカで上目使いて「先生って、すごい方ですねぇ」とおだててくる女にいい気分になっていました。物をねだられてくるのにも女の可愛さを感じていました。やがて、生来持っていた女癖の悪さが顔を出してきます。

オレ、デブ専だけはないんだよな。一回だけやっちゃおうかな。。。
これは恋ではない。まして愛でもない。人生の遊びの時間。シャインにバレなければ無かったことになる。
この巨デブとどうやってやろうかな。

このエピソードには、モデルがあります。
知人の元医師が夫の医師を専業主婦に盗られた時の心情を聞きました。
彼女は、取り乱して「ただの主婦。こんなデブが好きなの?!」といってしまったそうです。彼女も家庭のために仕事を手放しており、病院の雑務をやっていました。

「愛情の行方」は、かなり現実に起こったことに忠実に描いてあります。
浮気相手の専業主婦は、たかり屋です。

男性には、自分より明らかに劣った女にドヤ顔で威張るのが好きな人も少なからずいるようです。

自分と同等か、能力が上の女を疎んじることがあります。

シャインは、パートナーシップを築ける相手を求めて翔とはワリカンで居酒屋デートしかしない女でした。

若いデブ女にお高いフレンチとワインを奢ってドルバガのネックレスをプレゼントしてドヤ顔をしていた夫。

結婚してから、初めて本気で怒った妻の顔を見た翔。一瞬で目が覚めます。
もう、遅いのですが。