約1000年前の朝、陽(あかり)と葵のベッドの上に結婚指輪だけが転がっていました。陽が突然消えてしまったのです。
帰ってきました。珍しく葵は激怒。「何処に行ってたの?」「下界」「なんで置き手紙くらい書いていかないの?」「あなた、私がバカだって知ってるでしょ?手紙なんか書けないもん」
葵は探しますが見つかりません。彼等は「在る者」と呼ばれる不老不死の存在ですが、ごくたまに「消滅」することがあります。
時が経つにつれ、葵は消滅したのかもと1000年毎日泣いています。
葵の父セキは「あれはな〜家出だよん。あの嫁はお嬢様育ちで我慢が出来ん。しれっと好き勝手するのだ〜。」と知ってるくせに息子には教えない。それどころか、「小さい時は泣いてても可愛かったけど、今は可愛くないっ❗️」と、息子をいじめて喜んでます。母のエリは毎日のドレス選びのことが重要課題で息子が泣いててもスルー。
帰ってきました。珍しく葵は激怒。「何処に行ってたの?」「下界」「なんで置き手紙くらい書いていかないの?」「あなた、私がバカだって知ってるでしょ?手紙なんか書けないもん」
家出の理由は、償いの生を歩むカケルを自分たちがいる場所まで誘導していたのです。あまり利口でない陽の誘導でカケルは見事、償いを終え再度、天界人となります。セキからは「カケルは頭が良いにも程がある」と言われます。
翔というキャラクターは、人間だった縄文時代から頭がどうかしてるほど優秀。これだけは一貫しています。
陽は、自分のことをバカなのに頭が良いふりをして難しい仕事してると言います。
今は、ストレスからくる病気で仕事はやめました。
やっと、新婚生活の始まりだ(^。^)と喜んでいた葵。。。1000年家出されました。