小説投稿サイト「エブリスタ」で公開してる「Crystal Ball」
今、公開しているのは2の「ふたつの世界」で物語の後半に入ったところまで。
毎日、1エピソードずつ夜中12時を目安に公開しています。
実際、書いているのは4「落花生」です。3の「捕縛隊の派遣」は完成しているけれど非公開にしています。
で、ここで先に扉絵をお披露目します。
イチキ、アイ、ヨウ、ホダカの捕縛隊。指揮官はイチキです。隊員は全員子供。
1番、強いのはヨウ。真ん中の子。
今、書いている4からミッションに入って行きます。
私がこの物語で書きたいのは「現代の違和感」です。
悪役の立ち位置であるカケルは悪役ではないです。
最も原始的な人間の幸せを求めている普通の人間です。まともな人間です。
神と人間。精神障害者、差別、言葉狩り、そして企業経営の理念、医療など、様々な切り口から物語を構成しています。
ファンタジーというカテゴリーですが、書きたいのはソレじゃないんです。
かなり概念的なものを狙っています。
自分の人生の集大成ですかね。
私は十分すぎるほど大人なので、冷めてるんですよ。
男はハイスペック、CEOとか大富豪とか御曹司とか書けません。嘘くさく一方的に溺愛される物語も書けません。それが読者様のニーズでも書きたくありません。売れたいとか注目されたいとかも思っていません。
それがニーズとして存在している事実は認めます。
でも、私はその共犯者にはなりたくないのです。大人は正論をかますのが大人の役割だと思っているからです。
本当の王子様は「話していて楽しい堅実な男性」スペックはそれだけです。
出世できなくてもいい。パートナーと2人で働いて2人で子育てする。
2人で夜お酒を少し飲みながら1日の振り返りの話をする。それが多分幸せの限界です。
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