どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

ゴジラ、ガメラ

2024-04-30 06:25:00 | 日記
現在、執筆中の小説のラストをここに来て変更することにした。

7つに分割した物語の5まで執筆は完了している。物語の全容を知るアドバイザーから「そこまで書くんだったら、ゴジラ、やガメラも出しなよ。」と言われた。

半日考えて、当初はソフトランディングしようと思っていたのだが、もう一歩前に出ることに決めた。

その方がストレートにテーマが伝わると私も気がついた。頭の中が回転している。その方が多分読後感もいい。

7の最終章のタイトルも変更。


今、書いているのはファンタジーのカテゴリーに入る。

ファンタジーは「指輪物語」に代表されるように含んでいるテーマは重い。
「指輪物語」も「はてしない物語」も児童文学の「ナルニア国物語」でさえも物語のテーマは「哲学」を含んでいる。

日本で流行りの「魔法、転生」はファンタジーではない。
「面白ければいい」このマスコミの姿勢には絶望を感じる。

今回初めて私がファンタジーに挑戦しているのは、「世界の本質」を描きたかったからだ。

昨日から、攻殻機動隊の「RISE」をBGMに7の変更ラストシーンの脳内で組み立てている。
そして、表紙画を作成中。これは5、「光と闇の島」の表紙。

5で国内格差から国間格差に物語は入っていく。歴史的な関東大震災、1945年8月第二次世界大戦終結も。現在の東南アジアと去年のトルコ地震まで物語に登場している。ベトナム戦争についても触れている。

落日の日本を東南アジアと対比させている。


朝っぱらからエキサイト

2024-04-28 11:44:00 | 日記
朝っぱらから、創作資料の印刷に取り掛かろうと思っていたら、プリンター様がご機嫌斜め。

宥めすかしても動いてくれない。

仕方なく取説を探しに、仕方なく汚部屋の片付けをしていた。


そしたら、中国、韓国、マレーシアの札を発見!

え?なんで、マレーシア?なんで、韓国?という疑問。

彼奴は上海で仕事をしていたはず。。。。。

パスポートを失くしたと私に泣きの電話を入れてきたはず。。。。

問い詰めたくても相手は「死人に口なし」である。

夫婦でも知らないことがあった方がいい。
私も彼奴が知らない秘密を抱えて生きてきた。

彼奴にも別口座があった。私にも別口座があった。

私が知っている彼奴は、優秀な技術者だった。海外出張も少なからずあった。

アメリカとは縁が深かった。仕事で、シカゴに長いこと行っていたこともある。

絶望的に英語ができなかった。院卒なのに。いつも通役のお世話になっていた。

本当に頭がよかった。彼奴がいなくなっても、彼奴の取った数々の特許は、多分、みんなの暮らしに役立っていると思う。



その夫の書斎が今の私の汚部屋である。

まだ、クロゼットには数式だらけの機械工学の本が詰まっている。

私は夫が死んでから泣いてはいない。涙は込み上げてくるけれど、泣いてはいない。

「愛していた」なんて言葉では言えないほど、彼は私の大切な存在だった。

喧嘩ばかりしていた。それも思想信条について喧嘩をしていた。家庭は論議の場だった。


そんなに頭がいい彼が、若年性アルツハイマーにかかるなんて皮肉な話だ。
彼が、あちら側に行って4年。今日の朝のエキサイトは、彼が「たまには私のことも思い出せよ!」と言っていたのかもしれない。

キャラクターは生き物だ。

2024-04-26 20:58:00 | 日記
「5、闇と光の島」が書き上がりました。今晩、微調整。明日は、タイトル画の作成。

5の執筆にあたって困ったのは、4のラストで死亡するはずのキャラクターが生き残ってしまったこと。

私の中の何かが「コイツを殺しちゃダメ」と止めたのです。

じゃあ、5で何をさせる?と考えたら、スッポリ場所が空いていました。多分、生きていた方で良かったと思います。

彼はベトナム人看護師と知り合い、目が海外に向きました。
そこから、ベトナム、タイを訪問します。

ベトナムと言えば、ベトナム戦争。その爪痕と現在のベトナム。

タイのバンコクで仏教信仰が日常に溶け込んでいることに感動し、パタヤで立ちんぼの群れを見て、女を買う先進国の男たちを見て吐きます。

最後に目的地トルコに向かうところで彼の5での受け持ちは終わりました。このエピソードはラストにつながります。

最初の話と同じ展開なら、彼の存在の意味はただの恋愛要素要員でした。

全体の話のラストは同じなので、そこにも説得力が増す効果が出ます。

今更、ベトナム戦争について確認の意味も込めて調べ直しました。

「ベ平連」のことも。ハロン湾をベトナムでの最後のエピソードで使いました。

バンコクの地図を出して川の名前を思い出したり、植林ボランティアについて資料を探したり。
私はタイのパンガーで植林ボランティアをしました。2年。バントイ村という農業の村にも訪れています。暑いタイの人たちは昼間眠って、夜、農作業に出るのです。3歳の子供が父親と家業のゴム農園の仕事をしていました。
そこはプーケットの近くです。地元のPTAの皆さんとか、軍隊のにいちゃんとかと一緒に泥の中を歩くんです。

物語に出しているのは、主に私が行ったことがある場所が多いです。

トルコには行ったことがないので、これは調べました。これもラストにつながる大事なエピソードになります。

マンガもそうですが、読み込む資料が膨大です。過去の経験で使えるものはなんでも使っています。



書きたいものを書く

2024-04-25 16:16:00 | 日記
今、作業としては5の「闇と光の島」のラストに入って行っています。

6と7はかなり長い話になりそうです。

私が私の人生で得た知識と経験、資料として読んできた文献、関わってきた団体。その全てを総動員しています。

感じていたのは違和感です。
若い人が何で老後の心配をしなくてはいけないのかとか、なんで皆んな「比べたがる」のか、そもそも幸せとは何なのか。

答えは一人一人違う。
これがテンプレの正解です。
価値観の多様性。今、流行りの言葉です。
それは無法地帯ではない。リスペクトしろと言うことです。でも、現実は同性愛の方が口に出すことも出来ず海外で暮らしていたりします。

船に乗ってよかった。色んなことを知ったのです。私は。
言葉も通じない船の中で見る日本人は、全くお話にならない生き物でした。お金はあっても、日本人の美徳なんて全くあったものではありません。

船は面白いです。
みんな、特権階級のフリをしてケチなのです。船に乗るのに旅行会社に100万のお金を払って、ケチなのです。
エステに通う私を「資産家」とディスる。
あのう。私、個人手配で28万のシングルユースなんですが?アメリカの旅行会社から手配したんですが?それが何か?
何年経っても、70過ぎたご婦人達の振る舞いは忘れられません。

この私の28万もかなりボッタクられています。外国人は、もっと安価にチケットを取っています。
こう言ったくだらないことから、重要なことまで全部がエピソードの元になっています。

現代ファンタジーで42位‼️

2024-04-24 12:27:00 | 日記
小説投稿アプリ、エブリスタで公開中の「Crystal Ball」

先程、エブリスタからメールが来ました。

現代ファンタジー部門で42位。50位以内にランクインしました。これでもっと読んでくれる人が増えるといいなと思っています。7つに分割したストーリー。

このブログでチラリチラリと公開していた物がやっと完結に向かって走っています。

3「捕縛隊の派遣」コレがランクイン。


最後のシーンも決まっています。