シラノ・ド・ベルジュラックを観た

2006年11月10日 23時31分21秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0993 今日は、新国立劇場で「シラノ・ド・ベルジュラック」という演劇を観てきました。実は、随分昔に映画で観た事がありました。結構、素敵な物語です。

あらすじを少し紹介すると、大きな鼻の持ち主シラノ・ド・ベルジュラックは、従妹のロクサーヌをひそかに思い続けています。ロクサーヌは、美青年クリスチャンが大好き。シラノはいつしか彼女のために愛の橋渡しを務めることになり、シラノとクリスチャンは戦場へ。そこからもロクサーヌの手紙をシラノがクリスチャンの代筆して彼女に送ります。クリスチャンは戦場で死んでしまいます。そして、14年後、修道院にいるロクサーヌは、シラノが手紙を書いていたことに気がつくのですが、シラノは鼻が大きいというコンプレックスのため、純愛を心に秘めて死んでしまいます。

そんな内容。映画は、わざと鼻を大きくしなくてもいいような、ジェラール・ドパルデューが演じていたフランス映画です。確か、衣装がサンローランだったのかな、私は渋谷の文化村でみたんですが、映画場の入口かどこかにサンローランから送られた花が飾られていて、それがいろんな種類の紫の花でした。ものすごーくそれが、美しくて感動をしたのでした。映画ももちろん良かったですよ。今回はそれの演劇。

今日見たのは、名前はシラノだけど、衣装も舞台も日本なの。桜の咲く、日本。役もそのいまま日本人。音楽はイタリアのオペラ。つま先からピンとした精神性の高い舞台。最後の桜の散る中に傘をさしているシラノの姿は美しい。

Dscf0990これを観て帰りは、友人となんだかオペラが観たくなったね!と。そういえば最近、オペラは観てないな。いきたくなる。音楽が感動する!帰りは、オペラシティのHUBで飲む。オペラシティにきたのもひさしぶり、出来たばかりの時も、クラシックコンサートの招待券をいただいてきたことがある。今日も実はご招待。感謝感謝。

Dscf0992_1 オペラシティには、大きな像が建っていた。それにその前は写真では見えませんが、大きなクリスマスツリーの準備なの!

「もしも、時間が戻るとするといつの自分に戻りたい?」今日、飲んだ時に質問された!私は、「歳はとってるけど、今が一番面白いし楽しい!だから、戻らなくていいや~」と答えた!すると、友人のTさん曰く、そうきっと答えると思っていたそうです。わかってるじゃない!!だって、本当にそう思うの。いろんな人に出会うことができて、幸せだもの。

去年の今頃の自分は、今の自分を想像できなかった!思ってもみないことがたくさん起こってる。不思議な毎日。笑三師匠をはじめ他の師匠方と出会えて、本当に幸せ。出会えたことに神様ありがとうございますと本当に寝る前に思うと涙がでてくる。だから、師匠のためにがんばるんだ!来週は、自分の片付けじゃなくて、笑三師匠のホームページに力を入れたいと思います。待っててね!