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6弦ベースのシールド選び

2013年01月01日 01時16分20秒 | プログレ
2013年1月1日。
新年一発目のネタはシールド。

高い物から安い物まで、プラグメーカーなどの組み合わせを考えると星の数ほど。
某○○マガジンでは半年か1年に一回は特集されるほど皆気になるアクセサリー。

そんな私もハマってる1人です。
ネットの普及で色々な方が色々なケーブルの感想を載せているので、
何年か前よりはかなり自分好みのシールドを選びやすくなりましたね。
そんな私も何か参考になればと思い我が家にあるシールドの感想を載せます。

まず基準となるシールドを、癖が無く最近1番好きなElixir(4.6m S-L)にしました。
以降の感想はElixirと比べての比較になります。


①Belden8412(5m S-L)
もはや定番ですね。自作でプラグはSwitchCraft製です。セミバランス方向性有り。
低音が出ますね。高音は少し落ち着いた感じになります。モッタリ感がありますね。パッシヴに相性良いと思います。
独特の手触りで、べた付く感じです。少し硬めで取り回しは慣れれば問題ありません。


②Belden9778(3m S-S)
こちらも定番ですね。自作でプラグはNEUTRIK製です。
ハイが強く、シャープになりますね。Low-Bをより輪郭を強くバキバキにしたいなら良いですね。
線は少し細めで取り回しは良い柔らかさです。


③MOGAMI2549(3m S-L)
自作でプラグはSwitchCraft製です。セミバランス方向性有り。
MOGAMIは2524か2534が有名ですが、こちらは2芯で構造的にはBelden8412と同じです。
ハイが強く出ますが、Belden9778よりも落ち着いた上品な感じになりますね。9778をロックとするなら、2549はフュージョン。
線は少し細めで取り回しは良い柔らかさです。


④PlanetWaves Custom Series with Compression Spring Plug(3m S-S)
プラグの根元が独特な形をしてます。プラグ自体もモールドされていて耐久性は良さそうです。
2芯でセミバランスなのかな?方向性あります。
全体的にスッキリした感じになりますね。若干ハイが強調された感じがします。Hi-Fi系かな?
線も柔らかく取り回し良いです。


⑤Oyaide NEO PA-01PP(3m S-S)
最近自社ブランドでシールドメーカーとして定番化されつつあるOyaideのブランドNEOです。
現在は廃番になってしまいましたね。信号線がPCOCCで1芯だった記憶があります。方向性有り。
ハイがかなり元気に鳴りますね。かなりHi-Fiに感じます。ギターの方が相性良いかな。チョッパー系には抜群です。
線は細めで硬いですね。取り回しは若干苦戦しそう。


⑥EvidenceAudio The Lyric HG(3m S-S)
PINK FLOYDのDavid Gilmour使用で有名ですね。線が単線2芯構造で方向性有り。
ミドルがガツンと強くなりますね。これもギターの方がより相性良いと思います。低音も足りない感じではないです。
線がかなり硬いというか、曲げにくいのでライヴ向きではありませんね。


⑦FURUKAWA MC-S2(5m S-L)
PCOCCはこのメーカーの登録商標みたいですね。
自作でプラグはSwitchCraft製です。セミバランスで方向性有り。
ハイが少し強くなりますが、全体的に音量も上がったように感じます。改めて良い(好き)なシールドだなと再確認しました。
ケーブルも取り回し良いです。


⑧VitalAudio True Acoustic(3m S-S)
根強い人気のメーカーです。この機種は既に廃番ですね。プラグをSwitchCraft製に交換しました。
音質的にそれほど違いを感じませんでした。こちらも改めて好きなシールドだなと再確認。
購入して10数年経ちますので、当時は少し硬めシールドですが、すっかり柔らかくなっています。


⑨MonsterCable MONSTER ROCK(6.4m S-L)
世界的定番メーカーですね。MONSTER BASSではなく、MONSTER ROCKです。
はい、ロックな音になりますね。ミドルがパワフルになります。Evidenceよりも派手な感じかな?
線はわりと太めですが柔らかく取り回し良いです。


⑩Fodera iO Elara(6m S-S)
ベーシストなら憧れるメーカーですね。
スッキリと、癖のない上品なサウンドです。低音もちゃんと出てますね。
線の取り回しも良いです。


⑪AnalysisPlus Pro Yellow Oval(6m S-S)
リチャード・ボナや櫻井哲夫さんの使用で有名ですね。
ローが強く出ますね。ハイは少しだけ落ち着いた印象です。なるほど、ベーシストに人気の理由が分かります。
太く、取り回しにくいです。


⑫AnalysisPlus Pro Oval Stage(3m S-S)
Pro Oval Yellowにさらにシールド層が1層重なった2重シールド仕様です。こちらの機種は既に廃番ですね。
音量が大きく、音質はHi-Fiでタイトになった感じです。ローもハイもレンジが広がった印象です。こんなに出るの?って印象受けました。
Pro Oval Yellowと同じくらいの太さですが、より硬く取り回しにくいです。


⑬AnalysisPlus Pro Oval Studio(3m S-L)
Pro Oval Stageは無酸素銅ですが、こちらは単一結晶銅を使用しています。プラグがG&Hのタイプです。
音質はタイトでワイド過ぎるくらいレンジが広がった感じです。すごいHi-Fi。Pro Oval Stageより音量も上がってます。オーディオ的にはフラットなのでしょうか?この音が本来の音だったのか疑いたくなります。
正直、名前通りスタジオ向きかなと思いますね。ライブだとここまでレンジが広いとかえって聞こえなくなるんじゃないの?ってくらいクリアーに感じます。
上記AnalysisPlusよりも細いのですが、さらに硬くなっていて外での使用はしたくないですね。エンドピンとストラップの間にに引っ掛けて曲げるのも正直やりたくないくらいの硬さです。



総括:
改めて良さに気付いたシールドもいくつかあり、スタジオ練習~ライブでの使用を考え順位をつけるとしたら
1位:FURUKAWA MC-S2
2位:AnalysisPlus Pro Oval Stage
3位:VaitalAudio True Acoustic

Elixirはかなり優秀な(好みな)シールドということも確認出来ましたね。キャッチコピー通りとにかく素直な感じです。柔らかく取り回しも良いです。
私がシールドを選ぶ基準として、まず音が良くなるシールドは世の中には無く、いかに元々の音を劣化させずに出してくれるかということを念頭に選んでいるつもりです。俗に言うローが出るシールドはハイを削っているのではないか?という疑問からそういうシールドを選ぶようになりました。
その意味ではAnalysisPlus Pro Oval Studioが1番なのでしょうが、そこでベースとしての音色・さらに取り回しを考慮するとElixir・FURUKAWA MC-S2・AnalysisPlus Pro Oval Stageになりますね。

今後も好みのシールドが見つかれば更新し続けます。

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