踊る!子豚御殿♪

吠える専業主婦、ライチ!参上♪

永久の平行線

2007-11-13 22:56:01 | ライチ家の人々
母が入院し、早3週間。手術から1週間。
まだ寝たきりではあるが、徐々にリハビリが行なわれている。
時々、身体の向きを変えてもらったり、
尿はまだ管が付けられているので、起き上がる必要は無いのだが、
大便の時は、看護士2人がかりで身体を支えて、
車椅子に乗せてもらい、トイレに行く。
(母のデータ/身長145cm弱、体重60kg強)
看護士さんて、スゴいよ!!あれは、聖職だと思う。
体力気力&笑顔が無ければ、できない仕事。
彼女らの仕事ぶりには、本当に頭が下がるし、
いつもいつも、感謝で胸がいっぱいになる。
男が男に惚れる、という言葉があるが、
女が女に惚れる…ってこの事だな~。
母を担当してくださってる看護士の皆さん、
本当にありがとうございます!

で、話は変わるが…
昨日、父の前で泣いた。半分嘘泣きだったけど。
あまりにも父が『わからず屋』なのでね。
いいかげんにしろ!!と思っちゃって。

「こんなに母さんの面倒見てくれるとは思わなかった。」だと。
…ハア?
普通、娘ならこれくらいのことするでしょ?
アタシ、どんだけ不良娘やねん!!笑
っていうか、前に母さんが交通事故で入院した時も
アタシ付き添いして面倒見たじゃん!忘れたんかい?
今回、歩けなくなった母を、さっさと病院に連れて行って
即日入院させた行動の早さに、えらい感服したらしい。
…阿呆か。
だってさ、親爺に任せていたら、
母はいつまでたっても病院に行かなかっただろうて!
娘として、当然の行動だよっ!そうでしょ?

実家ではこの2~3年、家計が逼迫しており、
近い将来、貯金が底をついてしまう事が危惧されていた。
そこに今回の母の入院だ。
入院費だのなんだのと、さらにお金がかかる~…と
父の頭の中は、トッ散らかってしまった。
それを察した夫が、入院費用の一部援助を申し出た。
「俺だって家族だ。困ったときは俺も協力する…」
という気持ちから、だった。
しかし、そのことが、
父の中の変なプライドを傷つけたらしいのだ。

なにも「助けてやるから感謝しろ」とは言ってない。
実際問題、困ってるようだから助けるんだし、
あとは皆でがんばろうと言っているのに…頑なになっている父。
「旦那君に援助を言われるほど、落ちぶれちゃいない。」
アタシはもう情けなくて情けなくて…涙がでてきたのだった。

おとうさん。アタシたちは家族でしょ?
どうしてわかってくれないの?
どうして自分だけでなんとかしようとするの?
(ッていうか、自分1人じゃ結局なにもできないじゃん、いつも!)
突然アタシが泣いたので、父は戸惑ってしまったようだ。

…ああ~バカらしい。
『老いては子に従え』という言葉があるじゃない?
もうアホ親爺の事を気にかけるのヤメタヤメタ。
母は解ってくれているから、母だけアテにしよう。
アタシと父は、永久に平行線なのだ。きっと。

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3 コメント

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はぁ。。。 (りぉ)
2007-11-14 00:05:43
なんか 昔のあたしと親父みたい(笑)
ずーっと喧嘩ばっかだったからさw
しんどいよね。。。お姐。。。
頑張ろうね^^ 
( ̄_________ ̄)/\( ̄_________ ̄;) ナカマ!! だぜw
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感謝 感謝 (えるママ)
2007-11-15 11:54:18
父上様は 心の中ではホントに感謝してるのょ。
素直になれないお歳頃?^^
自分で出来なくなったら かわいく生きたいね。

病院の入院高額医療の一旦支払いも
高齢のヒトには大変な出費。
年金生活も厚生年金・貯蓄などで
悠々自適のヒトばかりではない。
国民年金じゃお小遣い(たばこ銭)にしかならないし。
何不自由ない 生活に不安がないヒトには
わからない話。

ワタシが大嫌いだった実父は
晩年 思いっきり私たち夫婦の世話になり
この世から亡くなる3日前に
「お前たちの世話にはなったなぁ」と
電話で感謝の意を述べ(素直に) 
最期は運ばれた病院で婿(旦那)の名前を言って 
あの世に旅発ったのだ。
ワタシは自分が生まれてから 親がらみの苦労を 
はじめて許すことができた。

血を分けてもらったヒトに 
いったい何ができるのか。
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似た者親子 (ライチ!)
2007-11-15 20:12:01
アタシと父はよく似ているそうです。
母が言ってました。でもね…
人生経験はアタシのほうが浅いですが
アタシのほうが、失敗を肥やしにしてると思うがね?
親爺。少しは謙虚になってくだちゃい。

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