奥様お手をどうぞ

三分咲きだった窓辺の薔薇の花弁が、今朝、更に開いた。
そばに立つと、ふわりと高貴な香りがする。
ピンクと深紅の薔薇を７本ずつ。
優雅だよね～♪
まるで、女優の病室みた～い(笑)。
数日前、牢名主Ｓさんの旦那さんが持ってきたのだった。

次回は、手術の為に入院することになる。
来年１月末～２月上旬の予定だ。
ただ、次の生理の時に出血異常があれば、また即入院→手術（今年中に）なんだけど。
怖い～。ホントに怖い～（泣）。
肝の座ったこのおばちゃんでも、怖いもんは怖い。
否、手術自体は怖くないが…次の生理がくるのが、怖い。
自分の体からどんどん血液が流れ出て行くあの感じ。
水道の蛇口をひねったようにザァーッと。
ホント、恐怖。

…ま、生理を経験しない男なら、
卒倒してるところだろうて(笑)。
女は強し、だ。

「私なんか、手術前に、
『怖いから、先生お願い。』って、
こちらから先生の手を握らせて貰ったわ。」
さすが牢名主Ｓさん。
人生酸いも甘いもたくさん経験してるだけに、
甘え方がお上手！
…そうだ。それ、あたしも使わせてもらおうかしら。ぐふふ。
「センセ、あたし…コワイ…。」

…嗚呼、やっぱりやめとこう。
キモイ。キモ過ぎる。