6月17日は父の日。実家の父の誕生日でもある。
去年はお祝いも何もしなかったので、
今年は何かプレゼントしたほうがいいなあ~と思っていると…
珍しく、父からおねだりされた。
「ひげ剃り(シェーバー)が調子悪いんだよなあ~。
父の日にでも、プレゼントしてくれよ。」だと。
さっそく、家電量販店のデンコードーに買いに行く。
「どれがいい?」とアタシに言う夫。
…あのな…ひげ剃ったことがないアタシに、
どれがいいか?なんて訊くなよなっ!笑
うちの父は『厳格』という言葉がまるで似合わない男である。
例えて言えば…
ちびまるこちゃんのお父さんを100倍軽薄にしたような人。
お酒にだらしなくて、毎晩のように呑んだくれ、
酔っぱらってやってしまった失敗も数知れず。
優柔不断すぎて、人生の設計図など無かった。
(そんな父を、母は半ば諦めている節がある。)
夫とたまに呑んだとしても、
くだらない下ネタしか出てこない。
だから、男同士の語り合いなどという、
そんなカッコいい状況など存在しない。
気の利いたことひとつも言えない『オトナコドモ』。
禿げて痩せた、貧そなジジイ…なのである。
アタシは、長いこと、父を好きになれずにいた。
お父さんのような人とは結婚したくない、とずっと思っていた。
そして、自分自身にも、ず~っと腹が立っていた。
ホントは父のことが好きになりたいのに。尊敬もしたいのに。
そうなれない現実に腹が立っていた。
約15年近く、私たち家族には、いろんなことがあった。
数々の不幸が、取り憑いていた…といっても過言ではない。
父も母も、あの暗く長かった家族の不遇の時代を、
振り返りたくはないようなのだけれど、
時々フラッシュバックするのでツライらしい。
不幸の原因の一端を作ってしまったアタシは、
とにかく、自分が心身とも自立することが一番の親孝行、と思った。
夫の転勤で越して来て、実家の近くに住むようになり3年半。
車で5分もかからない所に住んでいるので、
頻繁にではないが、時々実家に顔を出すようにしている。
なにげない世間話や馬鹿話しかしない、おたがいに大人げない親子。
相変わらず、つまらないことで口喧嘩みたいなこともある。
訪問の折々に、アタシは出来るだけ、
今の夫との生活がとてもいい感じなのだと言うことを伝えた。
そして、今までの親不孝を詫びた。
言葉だけでは納得できないかもしれないけれど、とにかく、詫びた。
「お前がもう大丈夫なら、オレはもうそれで充分だよ。」
と言う父の態度が、有り難かった。
父母の献身的な愛情に恩返しするには、
つくしてもつくしても返しきれない。
たまの旅行とか、食事とかしか連れて行ってあげられないけれど、
そんなことで親孝行できているとは言えないけれど、
近くに住んでいられる間だけでも、なるべくいろんな話をしよう。
実は、父がプリンが大好物だったことを、
最近初めて知った。
意外と親のことなんて知ってるようで知らないんだな…
そうと思うと、なんだか可笑しくなった。
夫が父の為に選んだシェーバー。父はとても喜んでくれた。
それと、3個で100円(安!)のメグミルクのプリン。
これは、父と母とアタシで分けて食べた。
「何これ、美味~い!」と母が小さく叫んだ。
父も、ひとくち。「ウン!美味いなコレ!!」
もう、何も言うまい。詫びる言葉も、口にすまい。
こうやって、何か、ささいな感動を共有することが、
今のアタシができる、恩返しなのかも知れない。
去年はお祝いも何もしなかったので、
今年は何かプレゼントしたほうがいいなあ~と思っていると…
珍しく、父からおねだりされた。
「ひげ剃り(シェーバー)が調子悪いんだよなあ~。
父の日にでも、プレゼントしてくれよ。」だと。
さっそく、家電量販店のデンコードーに買いに行く。
「どれがいい?」とアタシに言う夫。
…あのな…ひげ剃ったことがないアタシに、
どれがいいか?なんて訊くなよなっ!笑
うちの父は『厳格』という言葉がまるで似合わない男である。
例えて言えば…
ちびまるこちゃんのお父さんを100倍軽薄にしたような人。
お酒にだらしなくて、毎晩のように呑んだくれ、
酔っぱらってやってしまった失敗も数知れず。
優柔不断すぎて、人生の設計図など無かった。
(そんな父を、母は半ば諦めている節がある。)
夫とたまに呑んだとしても、
くだらない下ネタしか出てこない。
だから、男同士の語り合いなどという、
そんなカッコいい状況など存在しない。
気の利いたことひとつも言えない『オトナコドモ』。
禿げて痩せた、貧そなジジイ…なのである。
アタシは、長いこと、父を好きになれずにいた。
お父さんのような人とは結婚したくない、とずっと思っていた。
そして、自分自身にも、ず~っと腹が立っていた。
ホントは父のことが好きになりたいのに。尊敬もしたいのに。
そうなれない現実に腹が立っていた。
約15年近く、私たち家族には、いろんなことがあった。
数々の不幸が、取り憑いていた…といっても過言ではない。
父も母も、あの暗く長かった家族の不遇の時代を、
振り返りたくはないようなのだけれど、
時々フラッシュバックするのでツライらしい。
不幸の原因の一端を作ってしまったアタシは、
とにかく、自分が心身とも自立することが一番の親孝行、と思った。
夫の転勤で越して来て、実家の近くに住むようになり3年半。
車で5分もかからない所に住んでいるので、
頻繁にではないが、時々実家に顔を出すようにしている。
なにげない世間話や馬鹿話しかしない、おたがいに大人げない親子。
相変わらず、つまらないことで口喧嘩みたいなこともある。
訪問の折々に、アタシは出来るだけ、
今の夫との生活がとてもいい感じなのだと言うことを伝えた。
そして、今までの親不孝を詫びた。
言葉だけでは納得できないかもしれないけれど、とにかく、詫びた。
「お前がもう大丈夫なら、オレはもうそれで充分だよ。」
と言う父の態度が、有り難かった。
父母の献身的な愛情に恩返しするには、
つくしてもつくしても返しきれない。
たまの旅行とか、食事とかしか連れて行ってあげられないけれど、
そんなことで親孝行できているとは言えないけれど、
近くに住んでいられる間だけでも、なるべくいろんな話をしよう。
実は、父がプリンが大好物だったことを、
最近初めて知った。
意外と親のことなんて知ってるようで知らないんだな…
そうと思うと、なんだか可笑しくなった。
夫が父の為に選んだシェーバー。父はとても喜んでくれた。
それと、3個で100円(安!)のメグミルクのプリン。
これは、父と母とアタシで分けて食べた。
「何これ、美味~い!」と母が小さく叫んだ。
父も、ひとくち。「ウン!美味いなコレ!!」
もう、何も言うまい。詫びる言葉も、口にすまい。
こうやって、何か、ささいな感動を共有することが、
今のアタシができる、恩返しなのかも知れない。
『右から左へ受け流す~』ことができるようになりました。
アタシも大人になりました。笑
64歳で ろくに年金も受給せずに
もう黄泉の国へ・・・。
父の酒好きは有名で
お茶代わりに 朝から酒が出てくるくらいだった。
家族はどんなに不愉快な思いをしたか分からない。
お陰でワタシは トラウマになり
酒呑みで調子いい奴は大嫌い!
しかし 亡くなって思うことは
器用できれいな仕事をするヒトで
甘いものも好きだっだなぁ~とか。
うちは神道だから あと35年経ったら
神様になれるね。(没50年経過で神様)
思い出してあげることも 供養になりますとか。
お義父さまは 62歳で亡くなり
生前は お姑さまにばかり
理容だの(髪結いの旦那!)
引越しした先の町では
手打ち蕎麦屋だの企画ばかりで
自分は働かず・・・
そんなお義父さまでしたが
いまだに 度々「猶助・なおすけYO~」と
子等に呼び捨てにされ 話題になっている
憎めないお義父さまなのでした。
働きづめだったお義母さまは
只今93歳で 今日も元気元気~♪
『親孝行したい時に 親はなし。』
って言いますから
好きな和菓子と筋子・たらこでも持って
元気な顔でも見に行きますか。
でも、先日母に、ブチ切れちゃった唯
仲直りするきっかけをいつ作ろうかと・・・苦笑
来月辺り、また実家にでも帰って様子をみようかな・・・素直に言えるだろうか?私・・・ヒソヒソ(  ̄。(・-・)?
ライチちゃの読んでて、頑張れ唯って思わず思った・・・|゜Д゜)))コソーリ!!!!
ありがとうね~♪ チュッ * ^)(。・_・。) ポッ
おめでとうございます^^
ウチの父は、逆に頭カッチカチです。
というか、協調性はないし、クソが付くほど真面目・・・
いつも自分がやってることは正しいと思ってるような気がして
たまにいやです。母も相当振り回されたと思います。
それ、自己満足だろ、っていつか、言ってしまいそう、
言ったら私、死ぬほど後悔するんだろうな、と思う。
何か問題が起こると、
周囲の人間はまず説得できないので、父だけその問題を
知りません・・・。これでいいんだろか、、と、たまに思います。
でも、父ちゃんの娘でよかった、と思うし、
そんな父を好きな自分でいたい、って思います。