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韓国映画「国家が破産する日」韓国の通貨危機を描く、キム・ヘス、ユ・アイン

2021-07-28 | 韓国映画、か行


韓国映画「国家が破産する日」あらすじと感想、キム・ヘス、ユ・アイン。
1997年に多くの自殺者まで出した韓国の通貨危機の裏側を赤裸々に暴き、政府を痛烈に批判する衝撃の問題作映画「国家が破産する日」。

この国は滅びるのか……!? 国家破産まで、残された時間はたった7日間……韓国国民の誰もが経済の好景気を確信していた1997年。
韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン(キム・ヘス)は通貨危機を予測するが、政府が非公開の対策チームを招集したときには、国家破産までわずか7日間となっていた。

シヒョン(キム・ヘス)は対策チームで国民に知らせるべきと主張するが、「国民に知らせるべきではない」と主張する財務次官と対立。
同じ頃、通貨危機の兆候を独自にキャッチした金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユ・アイン)は、一世一代の大勝負に出る。

一方、経済情勢に疎い町工場の経営者ガプス(ホ・ジュノ)は、大手百貨店からの大量発注を手形決済という条件で受けてしまう。
危機を防ごうとする者、危機に賭ける者、家族と会社のために生き残ろうとする者……。
この国は、滅びるのか……? 果たして国民の運命は……!?

韓国銀行での公務に誇りを持ち、部下からの信望も厚いハン・シヒョン役には映画「10人の泥棒たち」のキム・ヘス。政府の対策チームの中で国民の側に立って孤軍奮闘し、IMF専務理事とも堂々と渡り合うシヒョンの姿は多くの観客の共感を呼ぶことだろう。

強い決意を胸に、綱渡りのような投資に乗り出し、危機に賭ける青年ユン・ジョンハク役には映画「#生きている」のユ・アイン。
また、工場と家族を守ろうとするガプス役にドラマ「朱蒙」のホ・ジュノ。
シヒョン(キム・ヘス)と対立する財政局次官役にドラマ「ミスターサンシャイン」のチョ・ウジン。

そしてIMF専務理事役には、「オーシャンズ13」などで国際的に活躍しているフランスの俳優で韓国映画初出演のヴァンサン・カッセル。実力派の豪華キャストによる演技が火花を散らしている。 (kstyle)より





韓国の通貨危機を描いた作品で、最後はIMF(国際通貨基金)に支援を求めますが、IMFはお金を貸すだけの銀行とは違い、必ず韓国経済に介入し主導権を握られる可能性もあります。
そして、IMFに反対する韓国銀行の通貨政策チームは日本に通貨スワップの打診をするところが、今の韓国と重なり笑ってしまうところでした。
韓国という国は結局、危機を脱する際も大企業や財閥が何とか生き残れる方法を探すので、結局IMFを選ぶしかないのです。
「貧しい者はさらに貧しく、富める者はさらに富む」という、韓国の経済を支える財閥だけは生き残るという皮肉な映画でした。
大女優キム・ヘスさんがノーメイクで最後まで最悪の状況を防ぐために戦うチーム長を熱演されていましたが、ユ・アイン君は出番も少なく、地味なキャラクターで、キム・ヘスさんとの絡みがなかったことが一番残念でした。







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