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韓国ドラマ「智異山(チリサン)」あらすじと感想、チュ・ジフン、君へのシグナル

2023-01-19 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「智異山(チリサン)」あらすじと感想、最終回。
人気俳優チュ・ジフンと国民的女優チョン・ジヒョンが夢の共演を果たした話題作。
ドラマ「智異山(チリサン)」は命がけで山を守るレンジャーたちが、智異山で起こる怪事件の真実を追うミステリードラマで、二人は智異山で救助活動を行う新米レンジャーのヒョンジョ(チュ・ジフン)とベテランレンジャーのイガン(チョン・ジヒョン)を熱演していますが、二人のベストパートナーの相性にも注目です。
チョン・ジヒョンさんといえば、コミカルな演技も定評ですが、本作は芯の強い仕事人間を演じていて、彼女のレンジャーとしてのプロ意識には深く感動します。
そして、本作も素顔に近いメイクなのに本当に綺麗な女優さんだなぁと感じる圧倒的なオーラがあり、子供さんがいるママさん女優には見えませんよねぇ~
また、人気俳優のチュ・ジフンさんは陸軍大尉だったとき智異山の訓練中に親しい部下を亡くしたことをきっかけに智異山で亡くなる人の幻影が見えると言う特殊能力を持つ人物を熱演しています。物語の冒頭からチュ・ジフンさん演じるレンジャーのハードな日常に引き付けられますが、最近のチュ・ジフンさんは大人の男の魅力が増してきて、本作も成熟した男性美がカッコ良かったです!
特にチュ・ジフンさんがチョン・ジヒョンさんに向ける静かで優しい眼差しがドキドキするほど良かったです。きっとキャラクター以上のリアルさが出ていたのではと感じるほどでした。
また、脇を固める智異山国立公園で働く人々も個性が強い俳優陣が勢揃いし、ソン・ドンイルさん、オ・ジョンセさん、チョ・ハンチョルさんなどベテランの他にも若手たちも活躍し、魅力的なレンジャーたちの厳しい仕事ぶりにジーンと心を打たれます。
特にレンジャー役のオ・ジョンセさんの自分流の自然な演技から仕事仲間への深い同僚愛、そして愛する同僚のヤンソンを智異山で亡くし絶叫する姿など彼独特の演技で強い印象を残し、ドラマを盛り上げてくれたと思います。
そして、気になる、智異山とそこに住む村人たちに隠された謎とは・・・?ここが本作の大きな重要ポイントになっていきます!
また、現在と過去の事件が交差し、緊迫感あふれる数々のストーリー展開と国立公園にも指定されている智異山の雄大な自然美は私たち視聴者を楽しませてくれることでしょう。
本作は山が好きな人には壮大な素晴らしい絶景に大地の力強さを感じ、また、時には物静かな大自然の流れに心癒されるはずだと思います。
私はその智異山の山の中にある韓国伝統の色彩豊かな山寺の美しさに魅了されました。
また一方で派手な色彩や装飾などもない素朴な山寺も落ち着きがあって興味をそそられますが、どのお寺も様々な作品のロケ地として撮影されたそうです。
こういう素敵な心和む風景を見ていると、最悪な日韓関係など忘れてしまいそうな清々しい優しい気持ちになります・・・
またメインテーマ「Yours」をBTSのJINが熱唱するほか、少女時代のテヨンや「梨泰院クラス」のOST「はじまり」のGahoなどの人気アーティストたちがドラマを更に盛り上げ、久しぶりに心に響く挿入歌に出会いました。チュ・ジフンさんからチョン・ジヒョンさんに送られるシグナル「智異山(チリサン)」、良かったですよ!

(あらすじネタバレあり)
1話・2話・3話 
2018年、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は智異山国立公園ヘドン分所に配属され、挨拶もないまますぐに遭難現場に向かうことになりますが、遭難者は14歳の少年ヨム・スンフンでした。
台風が近づき雨が強くなったために全員撤収の声がかかりますが、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は先輩のイガン(チョン・ジヒョン)に少年ヨム・スンフンは生きていると伝えます。
二人はまた捜索に向かいますが、なかなか見つけることができません。
そして、ヒョンジョ(チュ・ジフン)はサンスリ岩にいると言います。
どうしてここが分かったの?と言うイガン(チョン・ジヒョン)に「初めてではない、見えるんです、行方不明になった人々が・・・」と答えます・・・
そして、時が過ぎ2020年、イソクジェ事件の公式捜索が今日で終わりなりました。
そこへ、事故に遭い車イスに乗っているイガン(チョン・ジヒョン)が仕事復帰することになりました。
仲間のレンジャーのチョン・グヨン(オ・ジョンセ)は「お前、なぜ戻った?」と問いかけますが、そばで「山を一番知るレンジャーのソ・イガンだ」と隊長のチョ・テジン(ソン・ドンイル)が答えるのです。
そして、イガンは遭難者の居場所を示す印が山の中に残されていることに気づき、誰かが自分へシグナルを送っていることを知ります。それが知りたくて戻ってきたイガン(チョン・ジヒョン)です・・・
ところが、そんな時、ヒョンジョ(チュ・ジフン)も同じく事故に遭い一人病院の集中治療室にいたのです。1年前に、二人に何があったのでしょうか・・・
その後、イガン(チョン・ジヒョン)はヘドン派出所の警官ウンスンに遭難者のヤン・グンタクの事件を尋ねますが、彼はあの事件は単純な事故で終了したと言います。しかし、イガンは遭難者捜索経過報告の写真を見て黄色いリボンが気になっていたのです。
また、隊長のチョ・テジン(ソン・ドンイル)はイガン(チョン・ジヒョン)に雪山がどれほど危険なのか誰よりも知っている二人が、あの日どうして山に登ったのか? 二人に何があったのか?と問い詰めますが、イガンは私たちはただ山を守ろうとしました、それが私たちの仕事だからですと、それだけを答えると、隊長のチョ・テジンはそうかと言い、これ以上追及しなかったのです。
また一方で、2018年にヒョンジョ(チュ・ジフン)は霧が発生するムジン渓谷の松の生息地である進入禁止区域である男に出会いますが男は探しているものがあってきたと言います。それは1年前に失踪した父親の遺品を捜しにここに来たとヒョンジョ(チュ・ジフン)に話します。
そして、失踪者はホン・サンギュだとヒョンジョ(チュ・ジフン)は調べ、その話をイガン(チョン・ジヒョン)にします。そして、また、それが見えたんです、今回も見えたんです、そこで誰かが血を流して倒れていました。それが、もし父親を捜している息子だとしたら止めなければいけないと・・・でも信じられないでしょう・・・と・・・
その後、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は息子と一緒に父親を捜しにムジン渓谷に行きます。
ところが、失踪者のホン・サンギュには息子がいなかったのです。
息子のふりをしているのは詐欺で指名手配中のキム・ギチャンだったのです。
本当は失踪したホン・サンギュの大金が入っているリュックサックを捜していたのですが、途中でヒョンジョ(チュ・ジフン)は彼の正体に気が付き、ヒョンジョは刃物で刺されてしまいますが逃げる途中に松の木に結ばれている黄色いリボンが目に入ります。
また、智異山のペクト渓谷は長い間たくさんの人が死んだ最も悪い気が生まれる場所であり、巫女信仰の者たちが気を得るためにやってきて、違反を知っていながらも儀式をしたりする場所でもあります。
そんな時、グンリョお婆さんが母親の供養で進入禁止区域の智異山に入りますが、持ってきた食べ物や写真などが置き去りにしてあったのです。
イガン(チョン・ジヒョン)とヒョンジョ(チュ・ジフン)はこの地帯を捜索しますが、ヒョンジョがペクト渓谷の石塔を捜してみようとイガンに言います。なぜ?また何か見たの?とイガンは問いかけます。
そして二人がペクト渓谷に行くと、そこで陸軍の訓練をしている軍人たちに会い、ヒョンジョ(チュ・ジフン)を見て、カン大尉ではありませんか?と声をかけます。
ヒョンジョは陸軍大尉だった時に、この智異山ペクト渓谷で部下を亡くしたことがあったのです。その後、亡くなった人たちの幻が見えるようになったヒョンジョ(チュ・ジフン)は、それが幽霊か山の神か分からないけど、人を助けるという贈り物を貰ったと思うとイガンに話します。
そして、彼らから情報を得た二人はグンリョお婆さんのリュックサックが落ちていた場所に移動するのですが、すでに亡くなっていました。
その時、たった今出会った軍人たちから電話があり、一人の軍人アン一等兵がいなくなったので助けてほしいと応援要請がありました。
その時、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は智異山で人をずっと殺している殺人鬼がいることを知るのです。

4話・5話・6話
2020年、無人カメラを確認した新人レンジャーのダウォンはそれを車椅子のイガン(チョン・ジヒョン)に見せますが、前に付けた印がトウォン渓谷のスムゴル岩に印が変わっていたのです。イガンはそこで誰かが死ぬと言い、救助隊を送り遭難者を助けるのです。
その後、イガンは遭難者から話を聞き、最近智異山に男の幽霊が出て、その幽霊に出会うと死ぬと話し、実はその幽霊を自分は見たと言います。
はじめはレンジャーのマークが背中にあったのでレンジャーだと思ったが、血だらけで何かおかしかったと言います。イガンは登山服を着ていたのですか?と聞き、登山服を着てヒョンジョ(チュ・ジフン)と一緒に撮った二人の写真を見せると、遭難者は「この人だ、私が今話した幽霊、彼に間違いないです」と驚き、「この人は誰? 本当にレンジャーですか? なぜ血だらけになっていたんですか?」と聞かされ、すぐにヒョンジョ(チュ・ジフン)の病院に電話しますが、彼は依然として意識不明の重体のままでした。
そう、山の中の男の幽霊はヒョンジョで彼がイガンにシグナルを送っていたのです。
また、2018年、智異山の進入禁止区域で芋爆弾が爆発して、ある男性が亡くなりますが、犯人の手には動物にひっかかれた5つの爪痕があったとヒョンジョ(チュ・ジフン)は言い、その犯人を捜すために芋爆弾について一人で調べはじめます。
その後、ヘドン分所の職員イ・ヤンソン先輩の家の祖父が芋爆弾を3つ持っていたことがわかりますが、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は犯人は手に傷があるイ・セウクで毒入りヤクルトも彼だと思っています。イ・セウクは「誰かが我々の計画に気が付きました、智異山国立公園の職員です」とある人物にメールを送ります。ところが「知っている」とメールが返ってきます。
犯人のセウクには共犯者がいたのです・・・
そして、無人カメラのメモリーカードからイ・セウクが芋爆弾を持っている姿が見つかり、その後、イ・セウクはイ・ヤンソンを毒入りヤクルトで殺そうとしてイガンたちに見つかり逃走しますが、山の中で遺体で発見されます。
そして、2020年、イガン(チョン・ジヒョン)は後輩レンジャーのダウォンに芋爆弾事件の話をして、犯人はイ・セウクという男だったけど山の中で遺体で発見されたけど、本当の犯人が別にいたと話し、それはその後も何人もの人が死んでいったからと説明します。
そして、その時真実を突きとめようとして事故に遭い、今また、それを解明しようと思ってここに戻ってきたとダウォンに話します。
続いて、お願いがあるの、私が信頼できるのはあなただけなの、私を手伝ってほしいと助けを求めます。ダウォンはイガンに指示された場所に無人センサーカメラを設置しイガンはドローンを飛ばしながら「また再会できたらあなたに話したいことがある」とつぶやくのです。
そして、2018年、智異山はホワイトクリスマスで山の上は完全に別世界になっていますが、山では雪が一番危険だとイガンは強く実感しています。
そんな中、指名手配犯の麻薬捜査官イム・チョルヒョンが山の中に入ったという連絡を受けます。そのイム・チョルヒョンはイガンの初恋の人だったのです。
イム・チョルヒョンは無実を証明するために智異山のピダム待避所に向かったのです。
初恋の人イム・チョルヒョンは立派な職業について結婚もしていて、イガンの初恋もハッキリとこの事件が解決したと同時に終わったようです。
イガンとヒョンジョ(チュ・ジフン)は雪のクリスマスを二人で飲むことになりました(笑)



7話・8話・9話
2020年、後輩のダウォンはイガンに指示された場所にセンサーカメラを設置しながら、イガンと無線で連絡し合っていましたが、急にキャーと言う声が聞こえます。
驚いている後輩のダウォンの前にヒョンジョ(チュ・ジフン)の幽霊が近づいてきたのです。
ヒョンジョ(チュ・ジフン)の幽霊はダウォンが驚いて落とした無線機を必死に掴もうとしますが掴むことが出来ません。
ヒョンジョの幽霊は無線機を通してイガンに何かを伝えたかったのでしょうか?
急いでイガンのところに戻ったダウォンは「冬のレンジャーのユニホームを着た人を見た、服や手が血だらけだった」と言い、その後その人は消えたと話します。
その時、病院にいるヒョンジョ(チュ・ジフン)は顔が血だらけになっていて、身体は危険なほど悪化していました。病院からは心の準備をした方がいいと話があります。
そして、イガンはヒョンジョとの過去を振り返り、こんな体になってもまだ山のことを心配しているヒョンジョはいまだに山から離れられないと感じているのです。
そのヒョンジョ(チュ・ジフン)は陸軍大尉だったとき智異山の訓練中に親しい同僚を亡くした後、人が山で亡くなる幻影が見えるようになり、それを止めようと思い智異山に来たのです。
2020年夏、「誰かが山で人を殺している」、イガンは私たちがそれを防いで止めなければと強く意識するのです。
2018年、ペクト渓谷周辺で山火事が発生します。レンジャーたちは現場に向かい山火事を防ごうと必死になります。やっと火事が鎮火してホッとしているところに今度は松の生息地で火事が発生します。この場所は村に住んでいる人たちにも影響があり、広がると大変なことになります。
その時、ヒョンジョ(チュ・ジフン)も火事の中、別の場所の建物薬草倉庫に閉じ込められ危険な状態になり、誰だか分からないが自分が狙われていると危機を感じるのです。
更にその薬草倉庫には子供たちが3人いて、子供たちを守るために建物の小さな穴から脱出させます。その時、火がついた大木が倒れてきたのを見て、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は自分が見た幻影がこの場面だったことに気付き急いで建物から逃げ出そうとします。
消防隊員たちが到着し、ヒョンジョは「子供たちが山の方に行った」と知らせます。
今度は風の方向が変わり、ヘドン村が危険な状態になりますが、消防やレンジャーたちの勇敢な命がけの救助活動は続き、イガンは子供たちを守るために山の中の保管倉庫の防災シートをかぶり、苦労の末どうにか無事に子供たちは救助されました。
その間、足を怪我したヒョンジョはドローンを飛ばし、イガンたちを見守っていたのです。
2020年、後輩のダウォンが非番の日に山で行方不明になります。
イガンは「私のせいで行方不明になった、ヒョンジョと決めた印を捜索してほしい」とお願いしますが、仲間のグヨンは「またその話か?あり得ないよ?」と言いますが、イガンは強引に頼みます。
そんな中、ダウォンの血が付いているピンクの携帯をヘドン岩の川で発見します。
すぐに携帯を受け取った警官のウンスンはテジン隊長の不在を確認して、ダウォンの携帯の録音アプリに保存されていた音声を再生します。
録音には山の中でダウォンとテジン隊長の会話が録音されていて「僕と一緒に下りよう。道に迷うかもしれないから」とテジン隊長が言いますが、ダウォンは「一人で行きます」と、断る内容だったのです。 イガンは「どうしてダウォンはこの会話を録音したのか?」とても、おびえている声だと言います。そばにいたグヨンは「何を言っている、まさか隊長がダウォンに何か悪いことでもしたというのか?」と、疑っているイガンに「やめろ」と怒鳴ります。
その後、ダウォンは遺体で発見されます。
墜落死と判断されますが、ダウォンの手にはテジン隊長の手袋が握られていたのです。
イガンは号泣しながらテジン隊長を強い口調で責めます。
また、その時、山の中のヒョンジョ(チュ・ジフン)の幽霊に、イガンの泣き声が聞こえます。
ヒョンジョは今回の印を残したのは私ではないと山に薬草を採りにきた男の人に伝え、イガンに必ず伝えてほしいとお願いします。
また一方で、仲間のグヨンは、イガンにお前とヒョンジョが事故に遭った日、一体何があったんだと問いかけ、そして、お前が戻ってきて、全てがおかしくなったと意見します。

10話・11話・12話
数年前、黒橋の村ではケーブルカーを作る計画がもち上がり、村の住人たちは我々は生まれた故郷を離れることはないと反対します。その時の公園管理者がテジン隊長で村の人々に心配しなくていいと言っていたのですが、ある事件が起きます。この時、テジン隊長は自分の力不足に大きな罪悪感を感じ、後悔していたのです。
そして、2019年、イガンとヒョンジョは黒橋の村にパトロールに出ます。
ところが、イガンも初めての場所で道に迷い、GPSも動きません。
そんな時、二人は鬼火を見て、イガンは「動物臭い、危険だから走って」と言ってヒョンジョの手をとって、二人は一目散に逃げます。イガンは鬼火の正体が熊だったことを知ります。
ところが、その場所で遭難者を見つけた二人はヒョンジョが遭難者をおぶって危険な熊から逃げますが、また同じところの黒橋の村に戻ってしまい最悪な状態だったところに仲間のグヨンとチーム長イルヘが助けにやってきて合流し、テジン隊長の無線の指示通りに進み、無事に脱出することができました。そして、休む暇もなく、またすぐに落石事故が発生します。
2020年、携帯電話と手袋の件で、警察の取り調べを受けることになったテジン隊長。
公園職員のキム・ソルは「手袋なんて誰でも持ち出せるじゃないですか?一緒に働く職員なら簡単でしょ」と言い、「ただ言っただけです」とイガンに伝えます。
イガンはテジン隊長の面会に行きますが、「チーム長のイルヘのところに行け、イルヘにすべて話したから」と伝えます。
また一方で、イガンはチーム長のイルヘと仲間のグヨンの二人に会い、2019年に雪の中、犯人を追っているヒョンジョの後を自分も追いかけて行ったと話をはじめ、犯人のステッキを見つけて崖から落ちたが、ヒョンジョが救護してくれたと・・・通報するためにイガンがいる場所を離れたが、ヒョンジョはそのまま帰ってこなかったのです。あの場所に連続殺人の犯人がいてイガンとヒョンジョが事故に遭ったと話します。
イガンは二人に「黒橋の谷にヒョンジョが事故に遭う前に残した証拠があると思うので私をそこに連れて行って、そこに行けば証拠があるはずだから手伝って」と頼みます。
また、その4時間前、イガンはチーム長のイルヘと先に会っていました。
イガンは「グヨンはダウォンが亡くなった日に山にいたの、手袋を手に入れるのも簡単なことで、グヨンを私たちが確実な証拠をつかんで捕まえよう」と言い、イガンはグヨンを疑っていて、罠を仕掛けようとします。
また、その後も智異山で局地豪雨が発生し、レンジャーたちの過酷で厳しい救助活動が続きますが、イガンとヒョンジョは緊急通信機器がある場所で遭難者二人を見つけます。また、別の場所でもグヨンたちが取り残された女性登山者を発見しますが、装備がないので救助が難しく、デジン隊長は自分が装備をもって向かおうとしますが、ヤンソンが自分から私が向かうと言います。
そんな中、イガンはもう一人の遭難者が1995年の水害事故にあった生存者で、イガンの亡くなった両親とも縁があった男性だったことが分かりました。
イガンは避難先の洞窟の中でその男性から、あの日両親が山を訪れたのは、良い父親、良い母親になることを祈るためだったことを聞かされ、イガンはやっと過去の苦しかったトラウマから解き放されたのです。
山から下りたイガンは祖母のムンオクに「ありがとう」と一言、恥ずかしそうに挨拶しますが、祖母の方が思いがけない言葉にどうしたの?と笑っています。

    

13話・14話・15話
2019年、局地豪雨が発生したこの日、初めてレンジャーとして出動したヤンソンは、遭難者の女性を助けていましたが流れの速い川の中に落ちて流されてしまったのです。
恋人のグヨンはヤンソンの事故を聞き、急いで現場に駆け付けヤンソン、ヤンソンと叫び続けるのです。更に、また山では激しい雨が降りはじめ、渓谷の水があふれ出ています。
そんな中、グヨンはヤンソンを助けるために川の中に飛び込もうとしますが、それをヒョンジョたちたくさんのレンジャーが止めに入ります。
そしてその時、イガンに一本の電話が入ります。それは、祖母ムンオクの乗っていたバスが橋を渡っていたところ、川の水が急激に増えて流されたという電話でした。
その後、バス事故による死亡者の遺体はすべて見つかりましたが、ヤンソンの遺体は見つかっていません。
また、バス事故を捜査中の警官ウンスンはあの橋は倒壊の恐れがあって道路を封鎖していたのにバスが通ったことが奇妙で目撃者を捜していると言います。
それを聞いたヒョンジョは現場の橋に行ってみますが、そこで黒い男の幻影を見ます。
「僕のせいだ、何としても僕が止めるべきだった、僕のせいで皆が死んだ」と愕然とします。
そして、ヒョンジョは一人で犯人捜しをはじめるのですが、今まで死んだ人たちは、みんな黒橋の村に住んでいた人たちで黒橋の村とケーブルカー事業とが関わっていると知ります。
2020年、イガンはチーム長のイルヘとグヨンの3人で山に入り、犯人の証拠を探そうと言いますが、グヨンが「イガンもイルヘもお前たち何かおかしいぞ?」と問いかけます。
その時、誰かがわざと嘘の通報をして、イガンを一人でその場所に残る様にしたのです。
ところが一人でいるイガンのところにヒョンジョの幽霊が現れ、「犯人は警官ウンスンです」と伝えます。それは、2019年、ヒョンジョは山の中で公園職員のキム・ソルと出会い、警官ウンスンから黒橋の村で3時に会おうとメールをもらったと言うのです。それがきっかけになり、自分なりに調べた結果、やはり犯人は警官ウンスンだと確信するのですが・・・?
2020年、イガンはチーム長のイルヘとグヨンに犯人の話をしますが二人は警官ウンスンを疑う理由にならないと言います・・・イガンは犯人は山だけに詳しいのではない、死んだ人についても詳しい、ウンスンほど村を知っている人はいないと話します。
もう一度協力してほしいとお願いするイガンですが、チーム長のイルヘとグヨンがイガンの指示通りに山に行くとすでに死亡した遭難者がいたのです。
イガンは犯行の場所と時間がなぜ変わったのか疑問に思いましたが、設置したカメラからイガンと幽霊ヒョンジョの会話を聞いていた犯人が映っていたのですが、それはウンスンだったのでしょうか? そして、幽霊ヒョンジョはすぐに、今一人でいるイガンを心配するのです。
また一方で、ヒョンジョの家族たちが智異山を登山します。
母親は「息子は良いところで働いでいたのね」と涙をうかべ・・・
父親は「もう、ヒョンジョを送ろう」と涙をこらえて話します・・・
そして、イガンのもとにヒョンジョの生命維持装置を外すことになったと病院から電話が入ります。
そこへ、ヒョンジョの妹カン・スアが訪ねてきて兄はイガン先輩の話をたくさんしていましたから、必ず挨拶したかったのですと言って、これまで本当にありがとうございましたと頭を下げて帰っていきます。
イガンはチーム長のイルヘとグヨンに「ヒョンジョは死にそうになっても山に残って犯人を捜そうとしている、これからは私たちの仕事よ」と真剣に話し、黒橋の村関係の事件資料を二人に見せます。そして、今生きている5人の中にキム・ソルとウンスンがいると伝えます。
1991年、黒橋の村で一体何があったのか?3人はそれを調べはじめます。
そして、ケーブルカー事業の保証金を巡り、政府の規制が厳しくなり山で薬草が取れなくなった住民たちは山を離れようとした、また逆に養蜂を仕事にしていた者たちは国から支援金を受け取り、住民たちの間で村を出たい者と出たくない者たちで対立があったことが分かり、村はバラバラになってしまったのです。
この時、養蜂を仕事にしていたキム・ソルの母親とイ・セウクの父親は薬草を仕事とする者たちに殺されますが、ケーブルカー事業は結局白紙に戻されたのです。
そして、大人になったキム・ソルとイ・セウクは殺された両親の復讐を決めたのです。
すべての真実を知ったイガンはキム・ソルの家に向かいます・・・
そして、警官のウンスンは犯人ではなかったのです・・・

16話(最終回)
1991年キム・ソルの父親の養蜂の蜂の箱に農薬を散布したことや井戸に猪を放り投げたことソルの母を殺したことなど、すべて村の人々がやったことを子供の頃に聞いてしまったキム・ソル。
家では母を亡くした父が全滅した養蜂の蜂の箱を狂ったようにたたき壊していました。
その後、キム・ソルの父は自ら命を絶つのです。
そして、ケーブルカー事業も中止になり、残った村の人々は愕然とします・・・
2020年、真犯人キム・ソルに「山で事故を装って黒橋の村の人々を殺してきた犯人はあんたよ」とキム・ソルの感情を刺激するような言葉で追い込んでいくイガン・・・
そして、必ず証拠の品を消そうとするキム・ソルのカバンに位置発信機を入れるのですが、彼はそれに気づいていました。
山に入ったキム・ソルをチーム長のイルヘとグヨンが見失ってしまうと警察から戻ってきたテジン隊長がレンジャーたち全員に遭難事故が発生した「遭難者はレンジャーのキム・ソルだ」と指示を出します。
そして、この時、先に幽霊のヒョンジョ(チュ・ジフン)が山の中の洞窟でキム・ソルに遭遇します。
キム・ソルは連続殺人事件を犯したことについて、はじめは自分が自殺するつもりで山に来たが、そこで昔の黒橋の村の友人で陸軍の訓練をしていた軍人に出会い、彼が僕の父のことを覚えていなかったことに怒りを感じ自分が飲むはずだった毒入りヤクルトを飲ませたと言います。
この事件が殺人ではなく事故として処理されたことがきっかけとなり、次々と殺人を犯すことになったと言い、同じ痛みを持つ共犯のセウクを説得するのは簡単だったと打ち明けます。
これを聞いた幽霊のヒョンジョは「山はあなたたちの味方ではない、山はあなたに罰を与えようとしている、だから山は僕にあなたが犯人だと知らせたかったんだ、あなたは最後に罪を受けるんだ、僕を見た人は皆死んでいくから」と話すと、キム・ソルは洞窟の中で証拠の品を燃やすのです。
それを知ったイガンを「山に行こう」とテジン隊長が山に連れて行きます。
イガンはそこでヒョンジョが残した印を見つけますが、その印は山ではなくヘドン派出所を指していました。そこには亡くなったセウクの携帯があり、キム・ソルとの証拠の会話が残されていました。
山から戻ったイガンはヒョンジョの病院に行きますが、病室にヒョンジョの姿はなく、ただただ涙するイガンでしたが、その後、キム・ソルによって車で拉致されるイガン・・・
キム・ソルはイガンを殺そうとしますが、そこに落石が起こり、キム・ソルだけが石の下敷きになり亡くなります。
そして、1年後、ヒョンジョもイガンも健康な体を取り戻し、智異山のレンジャーとして復帰する姿が映し出され、すべてhappyendで終わりました。





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