ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

なんば

2008-08-25 | 折々の京ことば(yahoo blog)
トウモロコシ。
「夜店でナンバ買うてきた」。江戸時代の中ごろまでは南蛮黍と言った。
南蛮渡来の黍ということ。江戸時代の辞書「物類称呼」には、「玉蜀黍、畿内にて、なんばんきび」とある。
京都府北部でナンバンキビという。
トウモロコシのトウは唐のこと、モロコシも諸越(中国の越の国)、つまり唐土のことから。
琵琶湖の北方の地域ではトウガラシがナンバ・ナンバンである。


                     (京都新聞 折々の京ことばより)






ちょか

2008-08-23 | 折々の京ことば(yahoo blog)
「もっと落ち着くのや、チョカやな」。こせこせする人。世話好きで出過ぎる人。
擬態語チョカチョカに基づく。
チョカには軽はずみなニュアンスが付きまとう。
チョカチョカは落ち着きのないさま。
チョカー・チョカスケ・オチョカサンとも。お節介の意味でも使う。
お節介は切匙から。すり鉢の内側に付いたものを掻き落す台所用品。
細かいところまで行き届くことから世話を焼くの意味になった。

            (京都新聞 折々の京ことばより)

えずくろしい

2008-08-22 | 折々の京ことば(yahoo blog)
くどくどしい。度を越して気味が悪い。
「ごてごて口紅塗ってエズクロシイ」「エズクロシイ格好して、どこへ行くのや」。
エズクルシイ・エゾクルシイともいう。
「エズクロシイ化粧」は「毒々しい化粧」であり、「エズクロシイ話」は、しつこい繰り言。
吐き気を催す、嘔吐するのエズクからの語。
「隣のお嫁さんエズイタはるし、おめでたよろか」。
エズクのエは吐き出す音から。ズクは「吐く」の意。

(京都新聞 折々の京ことばより)

庭の花(8月20日)

2008-08-20 | 花の写真(OCNブログ人)
庭のサルスベリがやっと咲いてきました~♪
5月か6月頃に病気にやられて新芽が枯れて。。。やっと新しい新芽が出てきてもつぼみはなかなか出来なくって。。。
他のおうちは満開なのに。。。我が家のは寂しかったけど。。。やっとつぼみも出来て花もボチボチと咲いてきました~♪




鉢植えの菊も咲いてきました~♪ 一応秋菊なんだけど。。。
暑い暑いといっても自然界は確実に秋になってきてるんでしょうね。


2枚とも今朝(20日)の撮れたてです。
菊はさすがに成長は遅いですね。17日に撮った時とほとんど変わらないです。 この調子だと長く楽しめそうです。



ちなみに17日に撮った同じ菊は。。。↓です。かわらへんでしょう~





21日の朝に撮りました。


いらう

2008-08-20 | 折々の京ことば(yahoo blog)
触る。いじる。もてあそぶ。
「汚い手でイラワンといて」「あんまりイラウと潰れるがな」。
平安時代の「いろふ」が、江戸時代の初めに「いらふ」になった。
井原西鶴の「西鶴織留 」に「胸あけてかみさまに乳をいらはれ」とある。
「いろふ」はかかわりあう、干渉するの意味であった。
イジクルは、手でいろいろとこね回すこと。
「いじる」に「繰る」をつけた。
「あんまりイジクルと良い作品ができひん」。 

            (京都新聞 折々の京ことばより)