アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

新巨人の星、新巨人の星Ⅱ

2016年08月01日 | 日記
遅くまで、事務所で一人事務処理をしているときに、YouTubeで音楽を聴きながらか、動画を見たりしています。

音楽ですと、1990年代のヒット曲メドレーとか、作業用BGM。動画ですと気楽に聴けるお笑いなどを流しながら仕事をしています。

この前から、何気に星飛雄馬を見たくなったので、巨人の星を見ることにしました。ただし、ただの巨人の星ではありません。大どんでん返し、でお馴染みの続編、新巨人の星、そしてさらにその続編の新巨人の星Ⅱです。



1作目の巨人の星から5年、左肩を壊して行方知れずになっていた、星飛雄馬が現れる所から物語は始まります。



正体を隠して、草野球の代打屋(一回打てば五万円)で生計をたてている、という設定ですが、サングラスに革靴風、草野球をなめているとしか思えないいでたちが突っ込みポイントです。そうなのです、これは、野球アニメではなく熱血ギャグ、はたまた、SF野球アニメというカテゴリーになるのではないのでしょうか?(笑っ)

ちなみに、うちが所属している久喜市野球連盟の試合では、登録されていない選手は出れませんし、ユニフォームを着ていない選手は、まず怒られますもハイ。それにしても、いい大人が巨人の帽子をかぶって過ごしているなんて、ちょっと痛い人と思われます(笑っ)

話を戻して……

その噂を聞いて、盟友の伴宙太が金にものを言わせて、星を英才教育し、巨人の入団テストへと向かわせるのです。このときに、星を特訓するのが元大リーガーのビッグビルサンダー。



このオヤジが凄すぎる!投げる方も打つ方も全てにおいて超一流。情報だけで、プロの投手の球種を簡単に真似して、星のバッティングピッチャーをこなすのです。あげくのはてには、星の巨人入りを決定づける、スクリュースピンスライディング(現実では、反則なので例え使えたとしても、アウトですがね)をいとも簡単にやってしまうという離れ業。もう、事務所で何度笑った事か。




どんだけ高く飛んで、どんだけ回るんだ⁉というくらい回ります。そうですね、キャプテン翼のどんだけグラウンドを走るんだ⁉というくらいですかね?

巨人の星は、現実の選手が出てきて、その時代背景に沿って物語が進んで行きます。1作目のライバル、花形や伴、オヤジさんの星一徹がいない状況で(かろうじて、左門豊作は現役でやってます)ライバルを作らなくはいけなくなります(そうしないと、物語が進みません)やはり、巨人の相手は阪神、田淵、掛布がライバルとして出てきます(笑っ)これは本人にちゃんと許可をとっているのでしょうかね~と見る方に心配をさせながら話は進んで行きます。掛布なんかは、スクリュースピンスライディングを破るために、自らもスクリュースピンをかけてタッチに行くのであります(笑っ)もう、プロレスアニメですね(笑っ)そしてこうなります。





二人ともユニフォームはボロボロ、お笑いとしか言えません。これは是非とも動画で見て欲しいです!そして、物語の肝といえる、大どんでん返し。星飛雄馬は、ホンとは右利きで、投げるとスゴい威力のボールでバットを全てへし折るのです(笑っ)右投手で復活した星飛雄馬に触発されて、ヤクルトからテスト生で入団するという花形も、突っ込みどころが満載です。



今回は、意外と左門はレギュラーメンバーなのですが、登場回数が少なく、常に努力の人ではあるのですが、おいしい所は、天才の花形に持っていかれてしまう悲運のキャラクターなのです。




時代にあわせて、ユニフォームは変わっていきますが、この時代まだ練習でウサギ飛びもしています。



また、必ずや敗戦投手となるときに出てくるのが、新浦投手、出現率高かったですね~これもちゃんと本人に話してあるのかな?と心配になります、ハイ。

バットをへし折る威力のある豪速球をもっているにも関わらず(日ハムの大谷は160キロでもバットはへし折れないので、星はそれ以上の球を投げていることになります)、星の悪い癖で、大リーグボールという魔球を編み出そうとします。そして出来たのが、大リーグボール右1号!ネーミング自体、突っ込みポイントですね。いわゆる、蜃気楼魔球。打てるわきゃないです、ハイ。そしてそれを打つ花形、筋肉断裂で一年で選手引退です(笑っ)普通にやっていれば、かなりの年俸を稼いだのに違いありません。



最後は、日本シリーズで完全試合をして、真の巨人の星となり、それを見て一徹は死亡、明子に花形との子供が産まれる、という風に足早に流れていきます。

新巨人の星は一年間の長いスパンのアニメでしたが、Ⅱは半年で終了。おそらく、Ⅱからテイストをかえて、スポコンアニメから、星飛雄馬の日常を描く事が多くなったので、人気が落ちたのかも知れません。最後は、駆け足に物語が進んでしまって、バタバタ感がわかるのが否めません(笑っ)



まぁ、もう30年前のアニメです。ふとスクリュースピンスライディングがどんなもんだったかな?くらいから見始めたのが、結構ツボにはいり最後まで見てしまいました。1作目がよく再放送されていたのに対して、新巨人シリーズはほとんど再放送で見た記憶がありませんね。でも何となくわかる気がしました。

突っ込みどころ満載のアニメなので、ひまつぶしに見るのは有りかもしれません。そして最終回に、新人で江川が出てきました。



ちょっと似てました。


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