アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

鷲宮神社

2018年08月13日 | 日記
今日は、お盆で帰省がてら、先日ニュースになった鷲宮神社に寄ってみました。



何がニュースになったのかというと、鳥居が倒壊したということです。




小さい頃から見てきた鳥居がこんな無惨な姿になってしまったというのは、少しショックで、これは実際どんなになっているんだろうと、足を運んでみました。




正面からの景色は、やはり鳥居がないとすごく違和感があります。既に倒壊から日にちが経っているので、きれいに片付けられていました。

そして、鷲宮神社から眼と鼻の先に住んでいた地元民としては、今回のニュースでひとつ違和感を感じています。それは、ニュースの冒頭で必ず、鷲宮神社がらきすたの聖地として紹介されることです。



この漫画の作者が、この近くの出身で、この鷲宮神社をモチーフに書いて登場させたというのが事の始まりです。実際、何もない町なので、町おこしの一環としての成功は否定しませんが、そもそも由緒のある神社なんだよ~と言うのも知ってもらいたい所なんです。

ということで、毎年お盆の時期に実行している、パワースポット巡りをこの機会に地元、鷲宮神社でしてしまおうと、一石二鳥のお盆休みです(笑っ)

自分たちが昔から聞かされていたのは、鷲宮神社は関東最古の神社だということです。あらためて調べてみると、それもちょっと怪しいみたいな感じですが、それでも歴史はかなり古く、正式に文献に出てくるのは1200年代の半ばということです。単純に750年は経っているということですから、偉いこった、ですね。

小学生の頃は、神社の裏で土器が簡単に見つかると言うことで、良く仲間と探しに行ったものです。実際に、良く見つけた覚えがありますが、それを持ち帰ると帰り道に事故に合うとまことしやかに言われていたので、決して持ち帰る事はなかった記憶があります。実際に古くから、集落が栄えていた土地なので、神社の成り立ちも文献に出てくる以上に古いんだろうと思いますね。



いつも正月しか来ない参道を歩くのも、なんだか新鮮なものです。



さすがは関東最古の神社。趣があります。お賽銭を入れて、願い事をしてぐるっと敷地を一周です。



この力石が納められたのは、享保12年になっていて、相当な歴史を感じます。享保12年ですよ。享保~。西暦何年かって?それは自分で調べてみてください(笑っ)

そんなこんなで、あらためて、地元の神社の事を掘り下げてみましたが、早くもとの姿に戻って欲しいもんだと、切に思ったものでした。そして、らきすたのブームが一段落した今何かの時には、関東最古の神社という肩書きで紹介される日がくることを地元民としては願うばかりです。




鷲宮神社 - Wikipedia


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