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アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

黒部の太陽

2015年09月08日 | 映画
いわずと知れた、邦画の大作です。



戦後10年ちょっとで、このような大規模のプロジェクトをしていたということは驚きでした。プロジェクトX的な話、体育会系には好物ですね(笑っ)

しかし、この時代は夢がありましたね。困難な事を乗りきった時の喜びと感動、泥臭い現場の人間たち、今の日本には感じられない、活気がそこにはあったんでしょうね。
そして、特撮ではない臨場感、本物感には拍手ものです。

太陽に吠えろ、の石原裕次郎しかしらない世代の人間には、若かりしころの裕次郎もまた新鮮でしたね。ただ、現場の作業員として働いていたとすると、もう少しやつれていた方がより臨場感が出たのでは、とも思いました。

とにもかくにも、一度は見ておかないといかん、邦画の一つであるのは間違いありませんね。この映画を観たらますます黒部ダムに行きたくなりました。三時間ちょいの長い映画ですが、あっという間の鑑賞でした。

評価 ★★★★☆

そして、三船敏郎の安定感。オススメです。

日本のいちばん長い日

2015年08月18日 | 映画
1967年の映画です。



現在公開されている映画の古いバージョンです。白黒映画なので、時代背景にマッチして、心にスッとはいってきました。

戦争を終わらせる事がいかに大変な事なのかと言うことが、あらためて分かった感じです。ここら辺の近代史は自分達世代は骨抜きにされていて、終戦70周年のいろんな戦争番組とともに、自分なりに整理出来てきました。その最後の日、いろんな人の思いが交錯しあいながら、終戦に向かって事故犠牲をも厭わない、昭和天皇の姿に感動をも覚えました。どの歯車も抜け落ちていたら、今の日本はなかったかもと思うと、ホントに大変な時代だったと思います。

登場人物、誰もが日本を愛し、日本に誇りを持って行動したのだということは、間違いないのでしょうが、方向が間違うと大変な事になってしまう、と言うこともあらためて思いましたね。

そして、三船敏郎の圧倒的な存在感。

この映画と対比しながら、時間があれば2015年版も観てみたいとも思いましたね。

評価 ★★★★☆

釣りバカ日誌18

2015年08月08日 | 映画
帰りのバスは、やはり、釣りバカ日誌でした。一昔前は、男はつらいよばかりでしたが、年配の層の多い旅行だと、9割がたこの手の映画ですね。



そして、なんとなく見てしまう自分もいたりして、複雑な気持ちにもなるのであります(笑っ)

でも、日本人は恵まれていますよね。こう言う鉄板の映画がありますから。安心して観れます。ただただ、ゆるくなにも考えず観れる映画ってなかなかないですからね。寅さんも、釣りバカも、バスツアー帰り道、つかれた体と脳にはユルく笑える内容で、ホントに日本人には欠かせない映画です(笑っ)

さて、内容ですが……

18は、ファイナルの前の作品で、かなり登場人物が年取ったなぁと思いましたね(この時点ですでに2008年の作品ですがね。)まぁ、当たり前のように、合体の文字が出たり、はまちゃんのちゃらんぽらんさがでたり、安定感抜群の進行です。(お客が欲しいと思う所で、ネタを与えてくれると言うまさに、黄門様の印籠みたいなもんですね)

ただ、竹内力が故郷で地の方言で話していたり、最後に佐藤浩市がサプライズ出演していたりと、心憎い演出もはしはしに見受けられます。

細かい内容は抜きにして、こう言う映画は必要なんでしょう~

評価 ★★★☆☆

そして、バスの3分の2は深い眠りの中にいた事は言うまでもありません。

時をかける少女

2015年07月25日 | 映画
2006年のアニメ映画です。前にDVDで見た事がありましたが、先週TVでの放映で久々の鑑賞です。



細田作品は、青い空の描写が素晴らしいですね。作中の遠く、高い夏の空を見ると、純粋だった(?)頃の自分を思い出します。




ストーリーは、タイムトラベル(劇中の言い方はタイムリープと言います)ものとしては、良くできていると思います。後半にかけて、ラブストーリーも展開されて、青春時代を思い出します(笑っ)妙に、キャッチボールの描写にも共感するとこがありますしね~。

ただ、先日観たターミネーターもそうですが、皆がみんな、タイムマシンにのれて、タイムトラベル出来る設定になってしまったら、世の中ひっちゃかめっちゃかになってしまう、と言うことなんですよね~。と、いい年になると、突っ込む所ばかり考えている自分に気づく今日この頃です。

時代的に言うと、角川映画全盛の、原田知世がやってた時をかける少女の役名の人が、おばさん役で出ているのも、感慨深いものがあります。



とはいっても、楽しく観れる作品です。

評価 ★★★★☆

自分的には、薬師丸ひろ子、原田知世、よりは、渡辺典子がよかったです(笑っ)

ターミネーター ジェネシス

2015年07月12日 | 映画
今日は、先日公開されたターミネーターを見に映画館に行きました。お目当ては、中学生の頃見てはまった、シュワちゃんのターミネーターの続編、最新作、ターミネーター ジェネシスです。



新作の割りには、空席も結構あって真ん中のいい席に座れました。まぁ両隣は、カップルでしたが(笑っ)

シュワちゃん、御年67歳…

さすがに、シュワちゃんにアクションを求めるのは酷ですな~80年代にヒットを連発した、あの活躍を知っている世代としては痛々しい感じがするのも仕方ないですかね。CGでアクションシーンはそれなりに迫力はありますが。

ストーリーはタイムスリップものの陥りやすい結果となっていました。そこから、変えてしまうのか~と、言う感想です。そして、それをやってしまったら、いくらでもストーリーが出来てしまうし、タイムスリップのつじつまをあわせる事が、難しくなってくるはずです。作品の中では、違う次元の話でごまかしてましたがね~
一作目のファンとしては、腑に落ちない所が結構あった内容でした。そして、サラ・コナーはやはりリンダ・ハミルトンなんだとも。



時代の流れは早いものです。自分も年を取るわけだ、と改めて思うわけです。

そして、これだけの映像技術が進んでくると、見る方も疲れてしまいますね(歳のせい?)アナログチックな一作目が新鮮に思えます。



評価 ★★★☆☆

次見る映画は、ゆったり観られて、心に響くモノにしよう!と、アクションやSF映画を観るたび思う、今日この頃です。