quieto

喜怒哀楽。その全てが生きている証。

ROME

2007-07-15 04:34:31 | 映画・海外ドラマ
7月13日からWOWOWで放送が開始されたドラマ「ROME(ローマ)」
これが実に面白い。



内容とは関係ないが、ドラマの題名がROMEとなっているのに違和感がある。
というのも、俺の好きなセリエAのASローマの正式な名称は
Associazione Sportiva Roma 1927 S.p.A.
つまり、イタリアではROMAなのである。
何故ドラマのタイトルがROME かという理由は、英語のスペルではローマはROMEだから。
そこはイタリア語のスペルでROMAとしてほしかったな。
まあ、そんな事は些細な事なんだよね。

俺は日本のドラマを20年以上見ていない。
韓流ドラマも1度も見ていない。
ゆえにヨン様がどれほど素晴らしいかも知らない。

ドラマで見るのはアメリカのドラマだけ。
見てるといっても今はCSIシリーズのみ。
24(TWENTY FOUR)もシーズン3を全話見たけど話が進まなくて辛かった。
ジャックバウワーの性格や行動はあり得ないし、テロ対策部隊であるのに簡単に仲間を裏切る部下もあり得ないし、バウワーの娘は馬鹿だし・・・
人気のあるドラマだから見る人によって面白いのだと思うけど、俺には合わなかったな。
人気から考えれば俺の意見は少数派だけど(^_^;
他にも試しに見たドラマはあるのだが、面白いと感じるドラマは少なかった。
その話を書くと長くなりそうなので省略。

ROMEの本編が放送される前にWOWOWで紹介や説明の番組が放送された。
イギリスとアメリカの共同制作で、総制作費は200億円。
制作期間は企画から撮影終了まで約8年。
それだけでも想像を絶するスケールだ。
まず驚いたのはセット。
広大な土地にローマ時代の建築物が建てられた。
それはセットと言うより町を作ったようなものだった。
ドラマや映画では遠くに見える建物は、壁のようなものにものに背景画を描いたり、CGで合成したりするのだが、ROMEでは本当の建物。
衣装も、多くの平民の衣装までしっかりと作られていて、一切の妥協を許さない作りになってる。

しかし、本編を見るまでは面白いかどうかは分からない。
今まで「制作費○○億円、製作期間○年、超大作!」という宣伝をしながら、実際は面白くないものはたくさんあったから。

で、13日に録画予約をして見てみると、ほんと実に面白かった。
かなり人間関係が複雑で真剣に見なければ分からなくなってしまうけど(^_^;

物語は主人公カエサルの動乱の半生を描いている。
カエサルという名前ではピンと来ないが、シーザーと言えばピンと来ると思う。
Julius Caesar
ジュリアス・シーザーは英語読み。
ユリウス・カエサルはラテン語読み。
読み方が違うだけで同じ人物。
物語を見始めた時は「カエサル」ではどうにもピンと来なかったのだが、物語を見終わる頃にはしっかり馴染んでた(^^)

WOWOWでは1度に2話ずつ放送されて、今回は元老院と貴族と軍部と平民の関係や、カエサルの姪のアティアのしたたかな工作、アティアの子供のオクタヴィウスとオクタヴィアの事などの血縁関係にある人物の物語や、カエサルの下で軍を率いる隊長ヴォレヌスや兵士ブッロなどの軍に纏わる物語や、この時代の男と女の関係など、ブログで物語全てを詳細に書くには何日もかかりそうなほど内容は多く濃いものだった。
今回の物語は、ガリア(地方の名前)遠征での戦いで勝利を納めたカエサルの躍進を脅威に思う元老院の裁定(陰謀だな)で、その軍と地位の放棄を処罰を命じられたカエサルがローマの元老院に戦いを挑むべく行軍する場面で終わった。
なにせ展開が早くて、1話に通常の4話くらいの話が詰まってるくらいの感じがした。

実話を元に作られた物語は面白いね。
ローマ時代の話は大好きだから特に面白く感じる。
来週の話が楽しみだ(^^)



「WOWOW・ROME」←WOWOWのROMEのサイトに詳しく載っていますので、興味を臣お持ちの方は1度ごらん下さいませ。

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