いつも寝不足 (blog版)

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父 開腹手術する

2006年06月26日 | 健康
十二指腸に比較的大きな腺腫(いわゆるポリープの一種)(※)が見つかり開腹手術となった。
※今回見つかった腺種は良性と悪性の境界線上にあるらしく、おそらく、ギリギリ良性か悪くてもごく初期の癌ではないかとのこと。

腺種を見つけてくれた県立病院では内視鏡手術を薦められたのだが、取り敢えず、セカンドオピニオンを聞くために、市民病院へも行ってみた。市民病院では開腹手術を薦められ、1週間ほど考えた後、開腹手術の方がより根本的な治療が可能だろうと判断し、開腹手術を選択したのだ。

十二指腸は潰瘍を除けば比較的病気になりにくい臓器だそうで、どこの病院の資料かは忘れてしまったが、原発性十二指腸癌なんて原発性癌のうち0.3%に過ぎないそうだ(数字不確か)。十二指腸に病変があるとしたら、むしろ、膵臓からの転移なんかの場合が多く、そういった場合は非常な覚悟を持って事に当たらなくてはならないらしい。

今回は幸いにして問題は十二指腸だけに留まる(※)ようで、十二指腸を部分切除した後、空腸の一部を移植して十二指腸の切除部分を閉じる形の手術となった。
※癌だったとしても、珍しい原発性十二指腸癌、ということ。

手術時間は約4時間。当初の予定では3時間だったが、腺種が予想より十二指腸乳頭に近かったことや、脂肪が多めについていたために多少手間取って4時間弱の手術となった。

手術結果は今のところ良好で、ここ2日ほど絶食し、24時間ほど水分を飲んでいないため喉が渇くと文句を言うことと、鼻に通しているカテーテルが痛いと切ながっていることを除けば大きな問題はなさそう。今のところ退院予定は10日後くらい。

それにしても、今日の手術や先週の入院時に参ったのは、時間が全く読めないこと。入院時には手術について再度の説明があることは分かっていたのだが、午前10時頃に病院に行ってから、実際に説明があったのが午後6時過ぎ。約8時間の待機。今日は丸一日潰れることを覚悟していたが、実際そうなった。午前8時前に病院へ行ってから、午後6時半くらいまでいた。


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