いつも寝不足 (blog版)

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それでいいのか? TKC

2007年09月03日 | 雑記
伏せ字は性に合わないので、そのまま書く。

私が現在働いている会計事務所はTKCのシステムも使っていて、関与先(=お客のこと)によっては自前で会計データのほとんどを入力してもらっている。これを自計化システムと称していて、具体的にはFX2などのソフトウェアを使うことになる。

私の担当している関与先でもFX2を使っているのだが、そのPCが古くなったのでリプレースを検討している。私がSEをやっていた頃であればできるだけ安くあげる方策を考えるのだが、トータルの保守性を優先してTKCの販売しているPCを有力候補に検討している。

安くはないが、極端に高いわけでもないので価格面では特に問題ないのだがプレインストールされているソフトウェアに問題があった。当該関与先では国などに様々な申請やらをする関係でMS-Officeのバージョンが2003でなくてはならない。ところが今回の候補は2007がプレインストールされている。

ソフトウェアのバージョンに縛りがあるってのは特に珍しいことではないので、大概のメーカーなどでは一つ前のバージョンも選択できるサービスを提供している。なので、今回もそういうサービスはないのか問い合わせてみた。結論からすると、そういったサービスはないとのこと。

ダウングレードサービスを提供するかどうかはそれぞれの会社の都合などがあるので構わないのだが、その後に変なことを言い出した。ここからが核心。

曰く、私の勤務先の事務所にある2003のCD-ROMを関与先に貸せば良い。

ダウングレードサービス自体は提供していないが、PCに付属しているOfficeのライセンスが旧バージョンへのダウングレードも許容するライセンスということなのかな、と最初思って確認したのだが、どうやらそういうことではないらしい。

ぶっちゃけ言ってしまえば、勤務先の事務所にあるCD-ROMでインストールできちゃうんだから、それでインストールしちゃえばいいでしょ、と言うことらしい。ライセンスのことは知らんけど。

こっちだってインストールくらいできるは百も承知しているが、問題にしているのはライセンスがそれを許容するかどうかであってインストールできるかどうかでは全くもってない。

なので、何回もその点を確認するのだが、対応している人間の問題なのか、会社としてなってないのか知らないが、その点がハッキリしない。こちらが何度もライセンス違反にならないのかと言っているのに、インストールできればいいんでしょみたいな答えばかりが返ってくる。

何やかんやで10分くらい押し問答みたいになったのだが、結局のところ2003のCD-ROMを貸してインストールするのは、やはりライセンス的に問題があるらしい。何せ応対している人間が頭が悪いんだか知識がないんだかでハッキリとした答えが返ってこないので「らしい」としか分からないのだが、まぁ、何かいい加減な応対だわ。

これだけでもいい加減どんなもんかいなという感じなのだが、押し問答をしている間に、実際に関与先にCD-ROMを貸してインストールしちゃってる例があるという話もし出した。これは「らしい」ではなく、確定的事実。

をいをい、ライセンス違反じゃないの? 税理士が守るべきなのは税法だけじゃないでしょ。訴訟リスクを考えると、そんないい加減なことをしていいんかいな。どうもTKCがそういうやり方を指導したみたいな口振りだったので、あきれ果ててものも言えない。

もちろん、私の理解力に致命的な問題があって勘違いしている可能性は否定できない。可能性としては。

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