いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
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1クリック詐欺にご用心

2005年12月04日 | PC・電気機器
そんなもんをクリックするなんてバカちんだと思っていたが、クリックしてもうたぁ~。

ちょっと怪しめの情報を調べていたら1クリック詐欺のページに辿り着いてしまい、よく考えないでクリックしたら(と言うか、2-3ヶ所を除いてどこをクリックしても同じ結果)冒頭の画面が表示された。

最初ちょっとビックリしたが、契約確認の画面もないし、そもそも、一切こちらの情報を入力してないのに契約なんてできるわけがないでしょ。

また、あちこち見た感じでは、クリック→即契約を事前に警告してますよてな風にしているが、はじっこにちょこっと書いてあったり、バックが画像のところに書いたってダメでしょ。電子取引にあたっては契約のプロセスに明確な同意や錯誤の予防が義務づけられてるんだから、この程度の警告じゃダメだって。大体、事業主体だどこの誰よ。特定商品取引法に基づく表示って知らんのか?

おまけに、「利用規約」の末尾の文が振るってる。「運営者と会員との間で生じた争いについては、裁判所を第一審の専属管轄裁判所とするものとします。」って、どこの裁判所のことよ。いかにもそこら辺で拾ってきた定型文をよく考えないで使ってますってところが素敵。

さらに、画面の下の方に

支払い期限を過ぎても入金確認が出来ない場合、未払い状態が続きますと各プロバイダー会社に対し法的な手段を経て情報開示を求めることにより以下の情報を把握することが出来ます。

◇契約社名
◇契約者住所
◇契約者電話番号
◇契約者勤務先
◇契約者クレジット
◇契約者信用情報

その他契約申し込み時に記録した事項全てを元に ご自宅、ご実家、勤務先などに直接請求される場合があります。

という素晴らしい脅迫文が書かれているが、うんなもん分かるわけないじゃん。多分、警察に被害届でも出せば、警察がプロバイダに情報の提供を要求することはあるかもしれないが、どこの誰とも分からない業者の請求に応じるようなら通信会社の名折れだわな。

それに、与信情報って当人もしくは加盟社にしか開示されないんだから、プロバイダからどうやって信用情報を手に入れられるのか不明。

まぁ、クリックしたのがどこの誰かを特定することは不可能でないにしても非常に困難なことで、万一にも追って請求が来るとも思われないが、腹立たしいことこの上ないのでスルガ銀行と警察庁には通報した。

クリック後に表示される内容の全体は以下の画像を参照のこと。706*2137で305KBほどあるので注意してね。
1クリック詐欺(全部)

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