クワトロ郎

人生の彩りをアレコレ描いたり、歌ったり、知恵しぼったり、
牛乳しぼったり、  ん?  てな具合で
オヤジギャグ三昧

点字の設置

2014-11-03 23:18:37 | 真実

うちのマンションのエレベーターの操作ボタンの横に貼ってある点字。
自分で目をつぶってみる。
まず気づくのは、点字が貼ってあるかどうかさえも分からない。
壁を触ろうとしてみる。
どっちに手を出して良いのかわからない。
とりあえず、手を出してみる。
どこに壁があるのかわからない。
おそるおそる、まだかな、まだかな、まだだな、、、、ゴツッ!あいた。
壁がわかる。
壁に点字があるかどうかわからないが、とりあえず、さわりまくってみる。
あ、点字がある。
でも、上下左右、どこに何の表示があるのか、さわりまくらないとわからない。
触っているうちに、ボタンを押してしまった。何のボタンかわからない。
押してしまうと、どのボタンを押したかわからない。音声が出ないから。

一体全体、この貼付けてある点字は、どこまでその機能を考えてあったのだろう。

人間のかしこさも、まあ、この程度。考えているようで、何も考えていない。

考えた気になっているが、何も考えていないことに気づかない。

気づかないまま、一生を終える。

次の世代が同じことをする。

この人がいたから歴史のコースが変わった、というほんの一握りの人以外は、

まあ、上記の如く、何も足さず、何も引かず、ふらふらと、誰にも変えられない

壮大な慣性力に身を任せ、淡々と進んで行く。

少しでもコースを変える為には、実行あるのみ。変わらないかもしれない。

でも実行さえもしなければ、100%変わらない。宝くじも買わなければ当たらない。

実行あるのみ。

それが、人生。