今日(2021年1月19日) 17面の日経新聞、一目均衡に興味深い記事があった。
日経平均を「金の重さ」に換算した「金建て日経平均」は、4.6グラムほど、株価が今と同水準の1990年夏は15~16グラムほどということだ。
よく経済や金融はグローバル化されているから、日経平均はドル建てで見ないと市場の動きの本質は掴めないといわれる。日経平均をその時のドル円レートで割ったものがドル建て日経平均なのだが、ドルを金に置きかえたものだ。よく金は安全資産と言われるから、より本質的な動きを掴むという趣旨の記事と理解した。
円建ての日経平均(いわゆる普通の日経平均)でみると、コロナで2回目の非常事態宣言が出されたにも関わらず、株価は逆に上がっており不気味な感じもする。しかし、金建て日経平均でみるとまだ大した高値に来てないのだ。
ドル建て日経平均は13日に274ドルで31年ぶりに史上最高値を更新したそう。日経平均をドル建てで見る意味があるのは、ドルが世界の基軸通貨だからなのだが、今はその立場も揺らいでいる。いまドルに代わって通貨のモノサシになるのが「仮想通貨」なかでも、代表的なのが「ビットコイン建て」で日経平均をみると急落中とのこと。
正直、前回の緊急事態宣言明けから続く株高の状況はバブル状態と思っていたし、コロナが収束せずにまた急落すると思って株の方は少し手仕舞っていたので、今の株高状態には完全に乗り遅れている。この記事を見ると手を出したくなったけど、どうしたものか。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます