時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

うぬぼれ

2011-08-08 23:05:40 | 将棋
大きな企業に勤めていた。
企画会議で私は社内に将棋部を作ることを提案した。
順位戦にならって実力別に階級を分けるよう提案した。
AクラスからJクラスまで分け、各階級ごとで
さらにランキング分けすることにした。
スタート時の階級を決めるにあたり、当然のこどく
私はAクラスの1位だよな、と高飛車に言い放ち、
それ以下のクラスはみんなで適当に決めとくようにと
いって会議室を後にした。
数日後、第一回目のリーディング大会が始まった。
私はずらりと並んだ対局席の最上位の席でAクラスの
ランキング2位の選手と対局した。
2位の選手は序盤からいきなり奇襲をかけてきた。
私はいきなり窮地にたたさせ、いきなり応手を間違え
序盤早々に一方的に負けてしまった。
それを横の対局席で見ていたランキング3位の選手が
「なんだそのざまは!」
と罵った。
私はやるせなくて小さくちぢこまってしまった。
なぜかその激昂したランキング3位の選手は大山康晴
十五世名人だった。

もちろん夢である。