不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

「萌え」の構造

2004年06月03日 01時41分55秒 | Kigurumi
 「和風」の話で、丁度話したい方向にParrishさんが、水を向けてくれたので、続きを書こうと思っていたのであるが、ちょっち、調べておきたい事も出て来たので、別のテーマにした。

 で、「タイトル」の話なのであるが、もっと解りやすく書くと、「何で、楽屋裏とか、メイキングをみて”萌え”なのか?」という話である。

 んで、正に「教科書的経験」をされたのが、「ZENTAI WOMAN」でおなじみのSAさんである。
 SAさん自身も、この話をどこかで取り上げていた気がするので、知っている話かも知れないけれど、紹介したい。

 それは、「ラム」のスーツアクトレスとして、SAさんの奥様に演じて頂いた時の話である。
 その時の画像は、「弐番館」のギャラリーに展示されている、「ショムニ風ラム」である。

 撮影は快調に進み、お決まりの「サービスカット」に入った頃であった。
 「ラム」は次第に、「生まれたまま(?)」の姿となっていき、最後のクライマックスで、唯一身につけている「ストッキング」に手をかけた、その時!
 不意に、ストロボの調子が悪くなった。
 奥様を中途半端な体制で立たせたまま、なんとかしようと悪戦苦闘したが、どうやら電池切れ(!)らしいという事で、スタジオに取り替えてもらう事にして、奥様にも、中途半端なポーズで待ってもらうのもなんなので、控え室で待って頂く事にした。
 
 ところが、スタジオもたまたま電池が保管場所に無くて、あちらこちら探し始め、すぐ再開するつもりが、ちょっと長くなってしまった。
 その時、健気にも「生まれたままのラム」の姿で、いつでも再開できる様、「面」を着けたまま待機していた奥様も、ちょっと手持ち無沙汰だったのであろう、不意に自分が脱いだ「ショムニ」の制服を畳み始めたのである。

 添付の画像が、その決定的瞬間である。

 このときの様子を、SAさんは次のように言っていた。(・・・と思う^^;)
「いやぁ、女房が着ぐるみ着ていても、そんなに”萌え”ないなぁ、等と思っていたけれど、この時の仕草を見て、もの凄く”萌え”でした。」

 この反応を、私はこんな風に考える。
 つまり、「ラム」を演じていたはずの奥様が、不意に「ラム」の姿のまま素に戻った行動をした事で、その「仕草」が「女性」を強く感じるモノであった為、SAさん自身が「ああ、このラムは女性が入っているんだ!」という認知を生んで、”萌え”につながったのだと思うのである。

 やはり、重要なのは、「仕草」なのである。
 で、おそらく、「演技」により、「萌え」を誘発する事はもちろん出来るのであるが、「楽屋」や「メイキング」での油断して、あるいはリラックスして垣間見せる、スーツアクトレス達の「仕草」が、「萌え」の誘発につながるのだと思っている。

 では、何故、「楽屋」や「メイキング」で見せる「仕草」に、強烈に「萌え」を感じるのか??
 私は、それは単純に「女性らしさ」を感じて、というだけでなく、「すりすり」の時と同じような「感覚のギャップ」が絡んでいる、と勝手に考えているのであるが、それをまた説明しだすと長いので、今日はこれまでにしておく。

 ちなみ、前にも書いたが、この「メイキング」の「萌え」を探して、今日も私はDVDの特典映像を追い求めている。
#スカなんだよねー^^; 結構、どれも。 

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3 コメント

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申し上げる言葉もございません。 (FC)
2004-06-03 21:58:58
 全く同意でございますw

色んな異装のまま素になる状態を

ツボと呼んで良いのでわと思います。

メイキング見たさにLD置いてある

レコード屋さんをさ迷いました。

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ある意味・・・ (ぷよぱぱ)
2004-06-05 01:17:30
>FCさま

 すごく不思議なんですよね。

 そのシチュエーションならではの、何気の仕草が「萌え」になるというパターン。

 何か一つが欠けても、全然「萌え」なかったり、時には「オマヌケ」になってしまうのですから・・・

 その手の失敗を、よく世の中の「ZENTAI」AVや「特撮」AVがやってしまっていると思うのです。^^
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いやあ、懐かしいっすねえーこれ。 (SA)
2004-06-05 01:38:15
こんときは、非常に「素」になってました。

ラムちゃん被ってるのに。



で、このあとぷよぱぱさんが、ストロボ見てもらいにスタジオの人呼んだんですが、そのときに、スタジオの人に自分が見られるのが恥ずかしかったらしく、面被ったまま「ちょっと、そのふすましめてよっ」ってこもり声で喋ったのが、一番キましたね、まったく。
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