もっともっとNippon

日本がもっと豊かな国にならないか、と思ってい、気がついた事をコメントします。ご意見、異論、反論も募集中です。

9月24日は敗戦記念日

2010-09-25 20:21:03 | 日記
日本は、その歴史始まって以来の敗戦となった。

日本は、1000年を超す歴史の中で、戦わないうちに国土を放棄した事はない。 それなのに、今、私たちの目の前で、私たちが選んだ政府がこの選択をした。

日本は、西暦600年の防人に始まり、元寇をへて、その結果、時の政権が崩壊しようとも国土は守った。 沖縄の特攻や、硫黄島でも、何万という日本人の血が流れた。この時に亡くなられた方は、純粋に日本の国土を守ろうとした死んでいった。圧倒的な軍事力の前でも国土を見捨てて、逃げ出したりしなかった。

太平洋戦争は敗れた。 私は、太平洋戦争自体を賛美はしない。でも、この戦争で日本は、欧米帝国主義にアジア人でも立ち向かえるのだ、とアジアに示した。

その後、インドネシアでも、マレーシアでも、ベトナムでも、戻ってきた宗主国に、それぞれが戦争によって独立を勝ち取った。 日本は一風の風であったかもしれないが、それでも、アジアが欧州を負かした最初の国、という尊敬はかちえた。敗れたとはいえ、だれもが一目を置いてくれた。


日本は、外国に脅されただけで、国土を放棄するようなことは、一度だってしてこなかった。

やがて、敗戦の悔しさががバネになって、飛躍的な経済成長を遂げた。
でも、これは全て、戦前生まれの人々が成し遂げた事だ。

2010年9月24日の民主党政府は、日本の歴史上初めて戦わずに敗れた。歴史にも残る。 恫喝されて、主権を放棄したのである。 先人が残した、日本の尊厳、「小さい国だが、それでも一目置くに値する国」という評価も一気に葬り去った。


(主権を放棄していない、とは言わせない。今後、同海域での活動が、どれほど困難になることか。それは、苦渋の選択の上釈放したにも関わらず、中国がすぐさま、船長を拘束した事に対して、謝罪と損害賠償を請求してきた事でもわかる。 中国がこう出てくる事は、日本国民の多くには分かっていた事だが、政府と外務省だけには分からなかったようだ。 国民が税金を払って、彼ら専門家と呼ばれる人たちを養う理由がわからない。)


今回の事件を身近な例えにしてみよう。
子供達のクラスにいじめっ子がいたら、どう教えよう。 自分の物が盗られたって、黙っていないさい、それが大人よ。と教えるのだろうか?

力で叶わなかったら、学級会(国連)でみんなで話し合いなさい、と教えれるのではないだろうか?
それも怖くて出来ないとは、小学生にも及ばない。

アジアにも、世界にも、そして、日本の子供達、これかれ生まれてくる未来の子供達にも教えられない、とても恥ずかしい選択を日本の政府がした。

事の重大さが理解できない、この愚かで、政治手腕(スキル)のない内閣が、早く辞職してくれないかと、心から思うかぎりだ。

管総理には、ぜひ辞職してもらいたい。 それが日本人の潔さだ。 最後に、それくらいの吟じは見せてほしい。