体験学習中の小学校2年生の女の子から、初めての作文が届きました。電話では、はきはきと答えてくれていたので心配はしていなかったのですが、想像以上にがんばって書いてくれました。なんと、届いた作文は82円切手では足りない重さでした。
「名前数字」「会話」「たとえ」「思ったこと」も全部入っています。まだ指導していない「声、顔、動作の様子」「長い会話」「いろいろな言った」なども自然にできています。そして、字数は1600字。すばらしすぎます。
こんなふうにすらすらと長い作文を書ける生徒だからこそ、注意しなければならないことがあります。
一つ目は、よくできたところをたっぷりほめ、表記ミスは軽く触れる程度にすることです。低学年では、当然のことながら、長い作文を書くほど表記ミスが増える傾向があります。そのミスを一つ一つ注意していては、生徒はいやになってしまいます。また、表記ミスは、学年が上がり、読む量が増えれば必ず直るものなので、重箱の隅をつつくようなことをする必要はないのです。そうすることによって、生徒がやる気を失ってしまっては元も子もありません。
二つ目は、次回も同じレベルの作文を要求しないということです。字数にしても、内容にしても、気合の入った最初の作文と同じレベルを要求するのはかわいそうです。二作目以降、字数が減ったり、指導項目が全部入らなかったりしても、一つ一つの作文をそれぞれほめてあげることが大切です。作文は長い勉強なので、毎回毎回全力投球していたのでは疲れてしまいます。
作文は、精神面の影響が大きい勉強です。周囲の大人は、子供がいつも気分よく作文を書けるように見守ってあげる必要があると思います。
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二つ目は、次回も同じレベルの作文を要求しないということです。字数にしても、内容にしても、気合の入った最初の作文と同じレベルを要求するのはかわいそうです。二作目以降、字数が減ったり、指導項目が全部入らなかったりしても、一つ一つの作文をそれぞれほめてあげることが大切です。作文は長い勉強なので、毎回毎回全力投球していたのでは疲れてしまいます。
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