作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

自信は文字に表れる

2012-01-31 | 筆跡リーディング
 これまで、程よい筆圧のはっきりした文字を書いていたのに、急に筆圧の弱い、薄い文字になったり、大きく堂々とした文字を書いていたのに、虫眼鏡で見ないとわからないような(というのは少々大袈裟ですが)小さな文字になったりしたときは、その子供の中で何かがうまくいっていないときだと思います。そんなときは、文字について注意をする前に、子供の話をゆっくり聞いてあげることが必要でしょう。

 手書きの文字には、書き手の状態が表れます。背筋が伸びていない姿勢のままで書いた文字は、姿勢と同じようにふにゃふにゃとした頼りない文字になってしまいます。また、緊張して、浅い呼吸のまま書いた文字は、気持ちと同じようにおさまりが悪く、地に足がついていないような(?)文字になってしまいます。

 言うまでもなく、特に作文の試験では、読みやすい文字を書くことはとても大事です。程よい筆圧、程よい大きさで書くことはもちろん、止め、ハネにも気を配りたいものです。それだけでも文字の印象はかなり違ってきます。極端に傾いた文字も要注意です。少し右上がりの文字は問題ないのですが、左上がりの文字は筆跡的にはあまりよくありません。普段から、印象のよい文字を書く癖をつけておくことが大切です。


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