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作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

構成図――このわずかな手間が作文を変える!

2010-02-26 | 作文
 言葉の森では、作文を書く前に構成図(小2以下は絵)を書いてもらっています。テーマを決めたら、そのテーマに関連する出来事、自分の思い、家族に聞いた話など、思いついたことを四角い枠の中にどんどん書き込んでいくのです。そして、考えた順番がわかるように矢印で結びます。

 構成図を書くのに時間がかかってしまうのではないかという私の心配は杞憂でした。小学校3~4年生の子供たちも楽しく構成図を書き、それをもとに作文を書いています。小学校5年生以上の生徒の構成図は、文句のつけようのない立派な設計図になっています。この構成図があれば書きたいと思ったこと、途中で思いついたことなどをもらすことなく作文に盛り込むことができます。

 先日、日経新聞の取材を受けたのですが、その際、記者の方がこの構成図に強い関心を示していらっしゃいました。四角い枠がいくつか並んでいるだけのA4サイズの用紙ですが、この用紙が非常に重要な役割を果たすのです。

 そのときの記事はこちらです。
  ↓
 http://www.mori7.com/pr/e/pr20100115.jpg

 急がば回れ。手早く、内容の濃い作文を書きたければ、構成図を書く手間を省くわけにはいきません。一度試してみるとそのよさがわかると思います。


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