去年は東京行きが多かったので旅行はお預けだった。
今秋、久しぶりに出かけたのは、鳥取と島根をうろうろする旅だ。
(もちろん正式名称はちゃんとある)
週末の1泊2日。ひとり参加限定。
コースに出雲大社も入っている・・・となれば、
若い人も結構いるだろうなと思っていたが、
早朝の新大阪に集まったのは、圧倒的に中高年。
男と女、ほぼ半分ずつの30名だった。
新幹線と伯備線を乗り継いで昼ごろ米子到着。快晴
バスに乗り換え境港へ。
米子も境港も鳥取県だ。
(正直私、鳥取と島根の区別があまりつかないんですわ^^;)
境港ではさっそく腹ごしらえ(自由昼食)。
連れていかれた海産物センターにある食事処で「カニとろ丼」なるものを食べる。
カニのほぐし身、卵ののったゴハンにとろろとタレをかけて食べる。
まぁね、シーズンオフのカニだから期待はしていなかったが・・・
カニカマのほうがまだおいしいんじゃね?
あっさりしているが、タレが甘い。
あとで気づいたが、この土産物屋をちょっと出たところに回転寿司があった。
そっちのほうがよかったかも^^;
まぁしかたがないわね。
水木しげるロードへ。
商店街の歩道のあちこちに妖怪のブロンズ像が設置してある。
妖怪のことはさっぱりわからない。どれがどれだかわからない。
可愛いのも怖いのもいる。
こちらは怖い系。
暑いほどのいいお天気、大山ソフト(だったかな)を食べながら歩く。
歩いているのは観光客だけ。
商店街といっても魚屋や八百屋などはなさそうだ。観光客用商店街?
ていうか、妖怪ばっかり見ていて店の方はほとんど覚えていない^^;
観光客もさほど多くはない。どこにでもいる某国観光客もいない。
お土産屋さんも客引きしない。
おっとりのんびり、のどかだ~。しかし、暑すぎる
ベンチも電話ボックスもこんな感じ。
水木しげる記念館前にあるブロンズ像。かわいいね。
次は松江城へ。松江城は島根県だ。
島根へ向かう頃から天気が崩れてくる。
こじんまりしたお城で、なかなか風情がある。
天守閣に上ると四方が見渡せる。
風が吹き渡り、気持ちがいい。
大根島へ。
大根島は中海に浮かぶ島だ。
高麗人参と牡丹の栽培で有名らしい。
(私、中海って宍道湖のことだと思ってた。別物なのね^^;)
大根島、昔は船でしか行き来できなかったが、
今は橋と堤防で陸地とつながっている。
ここも島根県。
この島にある由志園へ。
立派な日本庭園だ。紅葉の頃はさぞきれいだろうね。
園内には「牡丹の館」があり、年じゅう牡丹が咲いている。
牡丹の苗木も高麗人参も高価なのでスルー。
人参茶の試飲もあったが、おいしいものではないね^^;
ここで夕食。「カニ篭しぐれ御膳」
まだ6時前だけど^^;
カニの身や薬味にカニの出汁をかけて食べるだし茶漬けがメイン。
湯豆腐は高麗ニンジンのエキスも入っているとか。
刺身などのおかずも付いていて、薄味でおいしかった。
この辺りは薄味志向? あっさりしている。が、少し甘めに感じる。
お腹が膨れたら、あとは宿へ帰るだけ。一路、鳥取県へ。
宿は米子駅すぐ隣のビジネスホテルだ。
帰り着く頃、ポツポツ降り始めたが傘を差すほどではなかった。
寝るには早いので、ちょっと外をぶらぶらしてみたが飲み屋だらけ、
おまけに雨も強くなってきたので早々に引き上げる。
明日は足立美術館、出雲大社へ~。
つづく。