もう諦めた^^;
この10カ月、何を言ってもなんべん言っても
「私のことはほっといて!自分でするから」
片づけ然り、洗濯物然り。
母を叱る口調になり、母は怯え、
私は自己嫌悪に陥り、ストレスが溜まり…
お互い、何もいいことはない。
それでもつい口を出してしまう^^;
認知症の親を介護する人がイライラしてつい親に辛く当たってしまうのは
元気でしっかりしていた時の親の姿を覚えているから
それに比べて今の姿が信じられずつい…
というけれど、それは認知症じゃなくても同じこと。
昔はこんなじゃなかった、もっとちゃんと出来ていた。
私に、掃除はこうするのよ洗濯はこうするのよと
教えてくれたはずの人が、
なんでこんなにだらしなくなってしまったの、という思い。
すべてにテキトーになり、手を抜き、自分に大甘になる…
これが「老いる」ということなのだね。
まぁ家じゅうにモノがあふれて蹴躓くということはないし、
とりあえず、押し入れなり引き出しなりに収まっているから
私の目に触れないところはもう、敢えて見ないことにした。
「死んだあとは○○(弟)にやってもらうから。
アンタは何もせんでいい」
そうですか、はいはい。
まぁね、その時はその時。
わたしゃ自分の家もたたんできたんだもの、やる時ゃやるさ。
大阪府は粗大ごみもタダで持って行ってくれるし(驚)
よく思い出してみれば、昔から片付けは得意じゃない人だったなぁ。
いつも大晦日にみんなが紅白を見てくつろいでいる時に
ひとりハァハァ言いながら動き回ってはブリブリ怒っていた。
昔から何も変わっていないのかも。
年とって拍車がかかっただけのこと。
私は母に理想像を押しつけて、ないものねだりをしていただけかもね。
とりあえず、毎日が穏やかに流れて行けばそれでいいのだ、母は。
後のことは残された者がやるしかない。
覚悟を決めた。
ま、どうってことないサ。