明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

おばさんたちのコイバナ

2018-04-22 | ひとりごと

季節外れの暑い日、
1年ぶりに大学時代の友人たちに会いに出かけた。
去年不参加だったYちゃんとは2年ぶりだ。




今回のランチは→ ここ

パンケーキがおいしいということで、
パスタのあとにがんばってパンケーキも!

パンケーキ(プレーン)、甘さ控えめでおいしかった。
いや~入るもんだわ、別腹(^0^)

店内、ほぼ中高年女性だった。


「アンタ、ちょっと若返ったんちゃう?
 髪もお肌も。なんかいいこと、あった?」とYちゃん。
「え~、なぁんも。あるわけないやん」と私。
「ちょっと落ち着いたからちゃう? アレから何年?」とKちゃん。
「4年。秋になったらまる5年やわ~」
「もうそんなになるんか~」一同、しみじみ。
「大変やったな~」「うん、まぁね」

これで通じるから友だちはありがたい。


Yちゃんがいきなり、
「夏にワタシ、ポーランド行くねん」と言いだした。
「何しに? なんでポーランド?」
「彼氏がおいでって」

         

「カ・レ・シ!?」「どこで知り合ったん?」「いくつの人?」
「不倫ちゃうやろね」「写真見せて」エトセトラエトセトラ・・・
質問攻めに遭うYちゃん。
来日中に知り合ったシングル、子持ち、ひと回り年下(!)のハンサムな彼氏

Yちゃんもシングルだから、別に何の問題もない。
今春、高校の英語教師を定年退職、今は週3日の非常勤の身、
お金も時間もたっぷりある。

「いいな~」「え、どこがいいねん!」「ようやるわ」・・・
様々な反応のその他オバサン3人

どさくさに紛れて訊いてみた。
「東京の彼氏とはどうなったん?」
「あっちはとりあえずキープ。ハッ、なんで東京のヒトのこと知ってるん!?」
「あ~やっぱりいいヒトいたんや。そうやろと思ったわ(^-^)」
「カマかけたん? やってくれるやん」
「そんなんバレバレやわ。どこに毎週毎週、いいトシした息子に会いに行く母親がいるねん」
「私もゼッタイそうやと思ってたわ。東京にマンション買った時から」
「みずくさいやん。誰も何も言わへんよ」

わいわいがやがや。
ひとりニヤけるYちゃん



「私もイギリスとイタリア、行くんよ来月」と負けずにMちゃん。
「誰と?」
「主人に決まってるやん」
あ~そうだった。Mちゃんとこはいつも二人一組なのだ。

「その主人、言うのやめへん? 主従関係ちゃうんやから」と私。
「そうそう、主人とかダンナとか、あれはいややな」Yちゃん。
「まぁ深い意味なしにクセで言うてるだけやんね」こちらはKちゃん。
こういうときにバランスの取れた発言をするのはたいていKちゃんだ。心優しい。

Mちゃんとは独身時代、二人でロンドンとパリに旅行したことがある・・・
パリでの出来事。
彼女が当時勤めていた会社の駐在員のひとに案内してもらい、夕食をご馳走になった。
そのひとは、超!がつくほどのイケメン独身男性だった。
二人ともおそらく目がになっていたはず。

「あの時サ、帰ってきてホテルでMちゃん、泣いたン覚えてる?」
「え、なんやったん? 覚えてないわ」
「アンタさ、どうしよ、あのひとに一目惚れしたわ、どうしよ彼氏に悪いわ~
 って、ワンワン泣いたんよ」
「エ、なになにそんなことがあったん?」
「そうよ、日本に帰ったら忘れるから、一時の気の迷いやからて慰めるの大変やったわ」

「アンタ、そういえばあの頃、なんかヘンなんと付き合ってたな~」
「私らが髪振り乱して子育てしてるときにアンタらそんなことしてたんか~」

一同大爆笑。
もう時効の話。もちろん今のオットさまが登場する前の話だ。



今回は珍しく、孫守りの話も親の話も病気の話も出ず、
もっぱら恋の話。
みんなちょっとイカれたか~(爆)
これも季節外れの陽気のせいかね (^0^)/










秋篠寺  → ここ
人もまばら、ひっそりと佇むお寺。

     
     伎芸天(Webより拝借しましたm(__)m)

たくさんの仏像がおられる薄暗いお堂の中、
「秋篠宮」宮号の由来となった伎芸天はふっくらと優しい表情だった。