19:18
父が癌による検査入院をしていた。
検査が終わり、明日、退院という日に病院から電話が入った。
何と!入院している四人の内の一人がコロナに感染していたので、濃厚接触者として隔離病棟へ移すといわれた。
巷では、飛沫感染というが、本当のところはどおなのだろうか?
抗がん剤治療をしているし、心臓の疾患も抱えているので、罹患したらアウトである。
もしかして陰性かもしれないのに、コロナの隔離病棟に移されたら、そこで罹患してしまうかもしれない。
この二年以上、家族が必死になって繋いだ命なのに、ショックだ。。
結局、検査結果は陽性だった。
部屋は大きく、ベッドと隣のベッドの間は30cm位の家具で遮断されていおり、足先もカーテンで閉じられている。
唯一開いているのは、天井とカーテンレールの間くらいだ。
飛沫感染であれば、感染するはずはない。
つまり、エアロゾルと言っているが、空気感染すると言うことだ。
院内は患者に看護士、医師までも感染者が相次いでいる。
父の主治医も感染(T_T)
私としては、感染したばかりで免疫もあるので、泊こんで父の看病をしたいが、それは許されなかった。
父は重篤にならぬよう、コロナ専用の点滴をしてもらえたようで、高熱にもらず、鼻水程度で済んだ。
しかし、体力は激減し、溶体は芳しくなくなっていた。
その後、その体力の低下が災いして、抗がん剤が継続できず、その年の12/30に亡くなってしまった。
あの時、コロナに罹患しなかったらどおであったのか?
とても悔やまれる。
そんな父の病気平癒を祈り、浅草寺にお参り。