多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

六本木ヒルズ

2005-04-29 12:13:20 | Weblog
昨日、商用で六本木ヒルズに行った。
休日前の夕刻で、勤めを終えた人々には開放感に溢れた雰囲気が漂う。
勤め人以外の人の往来も多く、流石に人気スポットである。
昨年の回転扉による死亡事故での暗いイメージも拭い去れないものの、三木谷、ホリエモンら昨今のIT長者が勤める勢いのあるビル、という新しいイメージも増幅中である。外資系金融機関も何社か入居しており、外人さんの姿も数多く見られる。
サラリーマンでもリッチな身なりの人が多いなあ。

ビル前の広場で早速に目を惹いたのは、熊の置物。
おびただしい数の様々な色彩・デザインの熊の像が所狭しと並んでいる。
かつて米国Seattleでの豚、シンガポールでは国の象徴たるライオン、というように街の中に色とりどりのオブジェが散りばめられており、興味をそそられたことがある。
今回の熊のオブジェは広場に整然と並んでおる。

「ユナイテッド バディ ベアーズ イン 六本木ヒルズ 」という催しで、 ドイツ・ベルリンの象徴である熊をモチーフに、ドイツと友好関係のある国連加盟各国を代表するアーティストによりデザインされた127体の熊のオブジェがあるとのこと。高さ2mのバディ ベアー127体が一堂に集まる姿は、確かに圧巻である。

今年の六本木ヒルズ、事故なく、皆さん楽しんでもらいたいものだ。
我輩も、仕事漬けの日々で連休中もあまり気は休まりそうもないが、ちょっとだけ熊さん像を見て休日気分の匂いを感じることが出来た。

楽天的

2005-04-29 09:41:22 | Sports
ゴールデンウィークが始まった。
朝はいつもよりゆっくり寝ていられる。
と言っても目覚めは6時、いつもとそう変わらない。(年寄りの悲しいさが?)

TVをつけて本日の吃驚。
楽天の三木谷社長の坊主姿が映っていた。
今流行の(?)五厘刈りで鹿島vs(オーナーになっている)神戸のサッカーの試合を見にスタジアムに現れたのだという。野球の楽天イーグルスは11連敗、Jリーグの方もさっぱり駄目で「W最下位」の状態。サッカーの試合は、オーナーの究極の「気合注入」も実らず0-2でまた負け。

坊主頭について報道陣に尋ねられ三木谷氏、「心機一転。野球かサッカーかって? 全部含めてだね。ちょっとムシャクシャしたんでね。気分? 寒いッスよ」と語ったと言う。
あまり大きな他意もないのかもしれないが、特に、若手への切り替えやコーチ陣の再配置などを言い出し現場介入されてくる田尾監督からすると、結構の困惑、プレッシャーになっているものと思われる。 監督辞任だなんだ、ときな臭い噂もまことしやかに流れているが、ちょっと性急過ぎる動きと言わざるを得ない。もっと"楽天的”にやって欲しいものだ。

野球の楽天イーグルスの方は、期待通りに(?)弱い。
順調に負けを増やしている。何連敗してくれるか、個人的には楽しみにしている。
そもそも最初の選手の配分ドラフトから不公平が働いており、その後の戦力補強もままならず、後だしジャンケン球団より更に後出しだったソフトバンクのようにすんなり強豪チームを買えず、苦戦は予想されていたもの。
負けても見所がない、という批判も当然あるが、負けることを期待され、期待通り負けるのも悪くないのではないか。特に、当初珍しくリードしていたが、中盤ひっくり返される、なんていう哀しい展開は絵に描いたシナリオのようで痛快でさえある。聊かサディスティックな心情を快く刺激する。負けの蓄積が大きくなればなるほど、その反作用も大きくなりそうで、経営的にも興行的にもこれまでの球界の常識とは異なる何かが出てくるかと、楽しみでもある。中途半端な状態が続くよりも一年目ははっきり問題点を出し尽くした方が今後のためだろう。
さしずめ三木谷社長の坊主頭はこれから出てくる様々なサプライズの序章なのかもしれない。
一方、この姿を見て、この球団を買いそびれたあのホリエモン氏は何を思う。密かに三木谷社長の坊主姿にほくそえんでいるのかもしれない。

セ・リーグのほうも嘗ての「球界の盟主」と言われた球団もぼろくそな状況だ。
かつての栄光も今いづこ、プロ野球人気衰退の元凶となっているようだ。
5月からの交流試合で、「球界の活性剤」ではなく、「(他球団への)栄養剤」と陰口叩かれる楽天と対戦して浮上のきっかけを求めていくと目論んでいくことになる。
実は、しかし...、この交流試合を待ち望んでいるのは、すなわち、そのセの球団との対戦を一番楽しみにしているのは、むしろ楽天なのかもしれない。