多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

MLB 開幕 Part-2

2005-04-05 08:28:19 | MLB
いや、遂にMLB開幕!カーテンが上がった。

NYヤンキーズvs昨年のワールドチャンピオン・ボストンレッドソックス。
この一試合だけだ。この因縁のライバル同士の対戦を開幕試合に持ってくる演出はなかなかニクイ。職場でも、気になってしょうがない。仕事の手を止め実はYahoo!の実況サイトを時々見ておった。

松井君、凄いなあ。ホームラン含む三安打に守っても超美技か...。
9時半からのNHK-BS1の大リーグダイジェストを楽しみに、電車内では夕刊紙を読みながら帰宅したが、日本の野球が延びており、どうもこの番組はキャンセルか?残念! そういうことも「想定内」、ちゃんと朝のビデオをとっておりました。

それにしても6度という寒気極まる季節の中、何でまた日曜の夜8時からの開始なのだろうか。
土曜日からアメリカは確か夏時間に変わり、1時間早くなってはいるが、お客さんも大変だなあ。最近は暖かい日も続いたようだが、この日は吐く息も白い、凍える夜であった。
かつて、初夏の季節にヤンキースVS メッツのサブウエーシリーズを見たことがあったが、やはり日曜夜8時開始だった。試合が延長戦に入り時間は既に12時近く。最後まで見届けることなく地下鉄でミッドタウンのホテルまで戻ったことがあったが、夜遅くでの地下鉄30分間は結構気持ちの悪いものであった。この開始時間は、やはりTV局の影響力なのだろうか。

しかし、その意味では、なかなか試合開始前のセレモニーの盛り上げ方は充分にショーとしても見応えがあり気持ちも盛り上がってくる。また、選手も言ってみれば、「役者」である。
10億円台の年棒の超スーパースターの存在感はそれだけで、特別な感情を湧きおこす。
Randy JohnsonやA-Rodなどは居るだけでも、恐れ入りやした!という気分になってくる。

松井秀喜、2回表のKevin Millarのレフト大飛球のキャッチは見事、見事。
米国のMLB関連のサイトの多くはこの超美技をビデオで見せている。
あのプレイが流れを完全にヤンキースに引き込んだ、という点では、彼の8階裏の第一号ホームラン以上に評価する論調が多いようだ。
あの寒さで体もかじかむ中、また開幕試合の緊張感の中であのようなプレイが出るということは、本当に素晴らしい。これは打撃爆発の前兆(Omen)となった、とこれまたうまいこと書いている記事をも見かけた。


打撃のほうは、三年連続開幕試合初打席にヒット、二打席目には打点、そして最後にはチーム最初のホームラン、ともう松井ファンとしては言うことありません! 
技術への賞賛は勿論、大した精神力である。
松井君、ここのところ、本当にいい顔をしているなあ。
今年もやはりMLBは興奮を呼ぶこと間違いない!
NYの野球好きの人たちもこの日は寒さをこらえて観戦した甲斐があったことだろう。

このペナントの行方はどうなるか。
いやヤンキースにとってはレギュラーシーズンは勝つのが当たり前。
本番はポストシーズン。これに向けどう調子を上げ、ワールドシリーズに辿り着き、そして勝つか? 秋10月には無事そこにヤンキースは辿り着いているのか。
そして、その頃の自分には一体何が起きているのだろうか。

MLB開幕

2005-04-05 08:26:30 | MLB
日本では、春の選抜高校野球も決勝戦、またプロ野球も開幕し、春が一足早くやってきた、という感じである。そして本日からはアメリカ大リーグも始まった。

3月上旬に米国出張した際、何冊かの野球雑誌を購入。
主に、"Season Preview"といってチーム毎に戦力分析や今シーズンの見通しを分析した記事が満載されている。野球の虫にはたまらないが、特に米国の場合は、インターネットでも非常に充実しているが、数字的・統計的な分析が多くて興味は尽きない。
野球そのもののレベル、スター選手の多さやその個性の煌めきは当然のことだが、それらを盛り上げる大リーグ機構の運営の巧みさや、マスコミの記事・分析など、そういった全ての要素の集積において、MLBは我輩にとっては最も上質なエンタテイメントとなっている。

やはり気になるのは、松井秀喜!
これらの雑誌ではスプリングキャンプが始まる頃の記事が載っているが、既に松井の今年の爆発を予想する記事は多い。
Mr.Consistency (一貫性のあるシュアなバッター)
Deadly Clutch Hitter (チャンスに強い!)
Savvy base runner and solid defense player, despite a lacking a plus arm or speed. (良きランナーであり、強肩でもスピードも特別ではないが、守備としても手堅い。)
等と概ねプラスの評価を得ているが、今年の爆発を予想する記者も少なくないようだ。
今年の買いの選手(Buy Recommendation)に松井を挙げている者もいる。
あのSheffieldよりも上位にランクしている記者もいる。MLB生活2年を通して相手投手に対する適応力が格段に上昇し、パワーヒッターとしての本領が出始めていることを評価しているようだ。オープン戦での松井の爆発前に書かれた記事であるから、なかなかの予言力である。
とは言え、まだまだ松井のこうしたスポーツマスコミでの露出度は同僚のJeterやA-Rodには及んでいないようだ。本人の謙虚さによるものもあるだろうが、今年はチーム内でも強力なパワーで更に更に台頭して欲しいと期待している。