活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

◆活性酸素と闘うスカベンチャー(抗酸化物質)

2008年04月28日 | Weblog

体内で活性酸素と闘ってくれる強い味方がスカベンチャー、別名を抗酸化物質とも言われています。スカベンチャーには体内で生成されるものと、食品など外から摂取するものがあります。
体内で生成されるスカベンチャーと言えば酵素。特にSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼ、グルタチオンなどの酵素があります。こうした抗酸化作用の強い酵素を多く生成できる動物ほど寿命が長く、これも活性酸素と寿命が切っても切り離せない関係であることの証明とも言えるでしょう。これらスカベンチャーである酵素は活性酸素と結びついて無害な物質に変え、体外に排出する役目を果たしています。

一方、食品などから摂取できるスカベンチャーの代表格といえばビタミン。ビタミンはご存知のように、体内で生成することができず、必ず食品などから摂取しなければならない大切な栄養素です。
これらビタミンには抗酸化力が強く、活性酸素と強力に闘ってくれるものが数多くあります。
ビタミンエース(ACE)と呼ばれる三大抗酸化ビタミンがβカロチン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンEの3つ。その他、ビタミンB群や今やよく耳にするポリフェノール類も強い抗酸化作用のあるスカベンチャーです。ポリフェノールとは植物などに含まれる色素成分のことで、ブルーベリーや赤ワインに含まれる赤色色素「アントシアニン」や緑茶に含まれる「カテキン」、トマトに含まれる「リコピン」など、たくさんの種類があります。

こうしたスカベンチャーはそれぞれ単体で働くわけではなく、それぞれが協働し合って活性酸素を無害化する働きをしています。また、スカベンチャーが効率よく働くにはミネラルや良質なタンパク質など、それらをサポートする栄養素も必要となってきます。そのため、単にスカベンチャーだけを摂取するのではなく、総合的にバランスの良い食生活を心がけなければなりません。
その上で、不足しているビタミンやミネラル、ポリフェノール類をサプリメントなどで補っていくのがいいでしょう。サプリメントはできるだけ天然素材のもので、植物のもつ酵素をそのまま摂取できるようなものがお勧めです。

また旬の野菜やフルーツは、旬ではないものに比べて、遙かに多くの栄養素が含まれています。もちろんスカベンチャーも豊富。食卓のメニューを決める際も、できるだけ旬の食材を選び、自宅で調理してすぐに食べる、ということを心がけましょう。