「倉敷市大山名人記念館」


 先日、倉敷駅周辺を散策した際、倉敷市芸文館の一角にある「倉敷市大山名人記念館」に入ってみました。倉敷市出身の将棋の大山康晴十五世名人の記念館です。岡山にいる間に一度は行っておこうと思っていました。

 館内は大山名人の記念品が飾られている他、将棋図書館、将棋交流場となっていて、その日も先生らしき人と生徒さん3名が将棋を指していました。

 ざっと見学して出ようとしたところ、販売コーナーで良さそうな将棋盤を見付けました。OO製作の桂材、高さ6cmの将棋盤9500円です。実物を出して触らせてもらい、気に入ったので購入しました。

 これまで駒は以前泊まった山形県天童市で本場モノ(山上作)を購入して使ってきたのですが、将棋盤は折式のモノで我慢してきました。いつか一枚モノをと思っていたのですが脚が4本付いた本格盤は何となくイメージに合いませんでした。大山記念館で見付けたものは琴線に触れるものでこれだと思いました。

 家に持ち帰って実際に駒を並べてみたのですが、駒音がカチンと高く響くのではなく、響きが木の中に吸収されるような何ともいい音がします。気に入りました。後は腕だけです。

 ところで、結婚直後に妻と参加した東北4大祭りツアーで泊まった天童市ですがとてもよい印象を持っています。そのツアーには天童観光は含まれていなかったのですが、空き時間を利用して登った芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」で有名な山寺、板そばが旨かった「水車生そば」、気に入った将棋駒などなど半日(1泊)滞在くらいでしたがよい思い出だらけです。関東以北に住むことがあれば是非再訪したい街です。


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