メオ・カミュゼ「ブルゴーニュ・ルージュ」(2012)

           


 久しぶりのエノテカからのワイン購入です。まとめ買いしてもいつ飲むのか分からないので、劣化してしまう暑い時期は避けています。


 どのワインにするか特に拘りはないのですが、エノテカがホームページのトップで推薦している有名生産者の一連ワインから安いものを選ぶのがコストパフォーマンスいいです。値段がピンからキリまで幅広いブルゴーニュのものが比較的多くなります。


 今回は、メオ・カミュゼのブルゴーニュ・ルージュ2012(6000円)3本とエティエンヌ・ソゼのブルゴーニュ・シャルドネ2013(4700円)3本にしました。


 それぞれ今回販売されたシリーズのうち最も高い1本は9万円近くします。そういうレベルの高い生産者が、広範な地方名であるブルゴーニュという名称で出すワイン、当然、畑・ぶどうの質は生産者秘蔵の最高のものではないけれど、誇りある生産者の名前を付けて出すワイン、並のレベルではありません。


 というお品書きがあっても、品質と値段は極めて比例しているところもあり、飲んでみないと分かりません。メオ・カミュゼもエティエンヌ・ソゼも初めて知った生産者なのですが、エノテカのコメントからは期待が高まります。


 メオ・カミュゼのブルゴーニュ・ルージュ、素晴らしいワインです。私がワインに求めるのは、華やかな香りとすっきりしたブドウらしい果実味。この手の優良生産者の汎用ワインは香りはよくても、雑味が残っていることもあるのですが(それでも酔うので2杯目以降はあまり気にならなくなる)、このブルゴーニュ・ルージュのピュアな芳醇感。


 ブラインドなら、どこかの生産者のフラグシップワインといわれても私には分かりません。これが6000円という驚きです。それじゃあ、この上はどれ程なのよと笑いが出るところですが、(おそらくなのですが)2万円、3万円と値段を上げても我々のような素人には違いが分からないのがワインの難しい、奥深いところです。




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