山へ行こう!

自然に触れ、可憐な花を愛でる人生に乾杯!

回顧録 九州編 最終編

2007-11-27 | 仲間たち
中洲の夜を 楽しんでもらうため
その日は 9時出発だった

初日は お化け屋敷のごとく
期待はずれということもあり
昨日は 充分に満足できたらしく
バスの中が 妙に活気付いていた

門司港にて 昼食を取り
レトロ(RETROSPECTIVE:「昔を懐かしむ」「懐古的な」)な街を
散策した
初めてなのに なぜか懐かしい
不思議な魅力のある所だった

建築家 黒川紀章氏が設計したマンションの31階
展望室レトロハイマートに登り 向かい岸にある壇ノ浦の位置や
また 巌流島の場所を探した

FMラジオの公開放送や
広場ではヨサコイの踊りなどのイベントが
賑やかに行なわれていた

この会場の広さ 常設されたテント
観光地化され 整備された街並みと景色
欲しいものばかり 揃っていた

バナナの叩き売り 発祥の地でもあり
実演やご当地グッズなどが並んでいた

出光美術館に数名と入り
丁度 展示物の解説を行なっていた
限られた時間なので
余裕などないのだが 折角の機会

最後まで聞き 酒井抱一の人なりを知り 
また郵政民営化した10月から
80円切手の鳥が
鴫(しぎ)という名であることなどを含め
花鳥画の優美さを鑑賞した

常設には出光佐三の経歴が展示され
印象に残った言葉
1、資本は人なり 金は資金なり
2、事業の芸術家を目指せ 美と創造と努力 実行
3、知るところを忘れて 行なうところを知れ
4、眼で芸術をみて 心で人の美しさをみる
5、日本人にとって組織は形式的なもので
   お互いが心でつなぎあっている
    それが日本の「和」の姿である

気が付くと 出発10分前
駐車場まで かなり有る
一目散に走り 7分で到着
息が切れた・・・だが充実感に満たされた!

小倉城では武蔵の木刀 小次郎の剣
一般的な剣を持ち
達人たちの 只者ではない凄さに
思いを馳せた

また城主 小笠原氏の
礼に始まり 礼に尽くす
もてなしの神髄に 感銘を受けた

松本清張記念館も興味深い所であった
42歳にして 遅咲きの作家活動

ノンッフィクション作家としての多彩な才能に
また 書物の数の多いのには 感心させられた

ここでも ゆっくりと見学したかったが
何せ 限られた時間内での
団体行動なのだ!

空港では まず土産の「明太子」に向かった
いろいろ あるのだ!
迷っている時間は 無い!
達急便のあんちゃんに聞き
そこへ向かい購入・・・ホッ

晴天に 恵まれ
「ガードル」を外した 
楽しい旅を 終えた

残念だったのは 昼食時の
店員の対応の 仕方だった
「人の振り見て 我が振り直せ」
とその時は感じた

だが 権力を持った人に対しては
良い格好をし
自分に 関係の無い人に対しては
素っ気無い態度を とる身内を
果たして 見抜ける力量を
怒りを態度に示した この人は
持っているのかなあ~ またも言い過ぎたかな?

長くなってしまった
最後まで 読んで下さった貴方
感謝!