ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

女神の盆踊り:MUSE@Zepp Diver City, 13th Augst 2013

2013-08-16 12:19:54 | 音楽:オルタナティヴ、プリーズ!
聞くところによるとベラミネス星では8月に今まで演奏しなかった曲を供養し、仮装して集まった村人たちが踊り歌う奇祭が行われるという。それをサマソニ後の13日、MUSEが急遽日本の小さなハコで再現してくれたのがこのZepp Diver City公演だ。たまアリもサマソニも行けなかった私は、あるフォロワーさんのご厚意でこの祭りに参加することができてラッキー!後にも先にもMUSE史上に残る珍公演として記憶されるレアなライブ。

セットリストはこちら
http://setlist-live.com/muse/2920.html

第1部がレア曲オンパレード。ファースト、セカンドはシングルしか知らずしかもいつもUK版買ってる私は知らない曲が多くてそのありがたみが分からず号泣した。すんません。しかしMCでマットが日本版ボートラだとかBサイドだとかもう10年演奏してない曲だとか言っててレアだってことは理解した。レア曲をドヤ顔でMCするマットいとおかし・・・こんな小さなハコで演奏するのは初来日を思い出すなあ・・とも言ってた。このころの曲は割と小さな会場に合うような、壮大さはないけれど激しく情感の籠った小曲が多いから、この箱に決めた時に自然とコンセプトが決まったのかも。

知らない曲だからこそじっくり演奏を聴くことができたって利点もある。マットの声の調子の良いこと・・あの難しそうなメロディを滑らかに歌う。本当に上手いなあって思った。現在、最もうまいヴォーカリストの一人に入るんじゃないか。第1部、第2部ともメンバーは普段着?って感じのラフなスタイル。クリスはほとんど坊主でガタイがいいから怖いあんちゃん風。

レア曲で盛り上がった第1部、メンバーが一旦引っ込むと今度は第2部。でも3曲でメンバー引っ込んじゃってどいうこと?って思ってると暗いステージにパニックステーションPVの変なアホ顔のイカの怪物が出てきてWhat's He Building In There?が流れる中、時間をかけて左から右へとステージを横切る。意表を突く変な演出に腹を抱えて笑ったのは私だけではあるまい。その後出て来たのがPVのパニックステーションの衣装を着たメンバーと着ぐるみや仮装したスタッフ20人くらい。なんだかもうステージ上も会場も笑っちゃうくらい盛り上がり、マットはギターを客にあげちゃうしイカに蹴り入れるしStarlightはギター弾かないでマイクだけで歌ってるし、サマソニ来日のおまけで小さいハコだと思って好き勝手にやってるじゃないかおまいら!感が半端無い!

一夜限りのライブって面白いのが多いけれど、これほどFunnyなMUSEは見たことない。なによりもメンバーが本当に楽しそうにやってたのが一番印象的。初心に戻り、観客以上に楽しんでいたのはメンバーだったのかもしれない。この公演はDVDが出るそう。

だれだこんなMUSEは嫌だなんて泣いてる奴wwwww

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