セックスはファッションだ：We Are Beauty(2010)/Curry & Coco

2006年に幼なじみで結成されたCurry&Cocoは、日本のカレーチェーン店とはなんの関係もない。 . . . 本文を読む

デコ☆ソウル・パンク：Truant Wave(EP 2011)/Patrick Stump

現在活動休止のFall Out Boyのヴォーカリスト、パトリック・スタンプが今年２月に出したソロEP。Fall Out Boyとはほとんど違う６曲、しかし想定外ではない。Fall Out BoyからEDGYなギターとエモ色を排除してリズムを強調し、今時の打ち込みやダブで過剰なまでに装飾されたポップソウル。 . . . 本文を読む

電子レンジの中のシンセサイザー：Zeroes QC(2011)/Suuns

カナダ出身のインディ・エレクトロニカ４人組。2006年結成、舌を噛みそうな不気味なヴォーカル、聞く者を闇に引きずり込む様なミニマムなリズムとサイケデリックなコーラスは大型新人の貫禄有り。 . . . 本文を読む

人形に使われた人形使い：攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011)

攻殻機動隊の最新劇場版3D。もしこの作品のクオリティが他の日本製アニメでも同等なら、日本のアニメは凄過ぎる。 . . . 本文を読む

ミレニアムのフレディ・マーキュリー：MIKAジュニア・マガジンの記事（ブラジル、２０１０）

待つ価値はあった。彼はPlaneta Terra Festival 2010を遊び心と色に溢れたステージで彼の色に染め、ファンで会場を埋め尽くした。彼の声は会場をダンス・ビートで踊らせ、歌詞は青春期の悩みを抱える若者たちへの啓示だ。MIKAは1千年紀のフレディ・マーキュリーなのだ。 . . . 本文を読む

サイケデリック・キャット：Gilgamesh(2010)/Gypsy & The Cat

Gypsy & The Catはオーストラリアのメルボルン出身エレクトロ・ポップ２人組。ちょっとレトロなシンセ・ポップはMGMTのオージー版って感じか・・・ルックスもしゃれおつなMGMTに比べてある意味オージー。 . . . 本文を読む

スピリチュアル・アンセム：Iron(2011)/WOODKID

WOODKIDはフランスの映像ディレクターYoann Lemoineの音楽活動時の名。シングル曲IronのPVの完成度の高さは、ビジュアルも含め自分の世界観を作り上げるタイプのアーティストとしてまれに見るハイ・クオリティで、これだけの世界観をPVの中で表現出来る才能は希有だと思う。 . . . 本文を読む

死霊は２度殺される：BLACK DEATH(2011)

ショーン・ビーン主演、ペストの蔓延する中世の英国を舞台にした、後味は悪いが、ファンタジーっぽい中世ロマンなんてものを期待したら間違いなく裏切られるシリアスで血みどろなゴシックミステリー。 . . . 本文を読む

陽気な蛇：Palace(2011)/Chapel Club

チャペル・クラブは２００８年ロンドンで結成された正当派オルタナ５人組。オルタナの語源がThe Smithだとすれば、今現在最もオルタナらしいバンドか？ . . . 本文を読む